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新入社員の非常識さに悩まされて(前編)

2015年4月20日

新入社員と反りが合わずに悩んでいる女性Mさんのケース

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 「心が疲れた」と感じることは、誰にでもあることです。ただ、その度合いや“症状”は人によって違います。解決のためには、時には「相談」することも有効です。
 この連載では、産業カウンセラーが実際に受けた相談から実際の事例を紹介し、働く女性のメンタルヘルスを考えます。
 今回は地方自治体の相談窓口勤務のカウンセラーTさんの事例を紹介する。

*   *   *   *   *   *

 相談に訪れたMさんは、32歳独身。髪型はボブスタイル、きちんとしたスーツを品よく着こなしたクールな感じの女性だ。一人っ子で、両親と3人で暮らしている。

 ひどく疲れた様子のMさんに、体調を訪ねると食欲がなく、仕事に行きたくないと言う。夕方になると頭痛がして辛いそうだ。

Mさん「自分が嫌なんです」

Tさん「ご自分が?」

Mさん「部下とうまく行かなくて」

 Mさんは、新入社員として入社したBさんと性格が合わないようだった。

 Mさんは、厳格な両親の元、子供の頃から優等生で小学、中学時代を過ごし、名のある進学校を卒業し、有名大学に入学、大手建築系の会社に入社した。就職難だった時代に会社回りを何社もし、一生懸命努力をして第一希望の会社への入社を果たしたそうだ。

 入社以来、総務関係の仕事に従事し、コツコツと仕事をする働きが認められ、管理職となった。古い体質の会社の中で女性が管理職になることは珍しいことで、Mさんは社内でとても今後を期待されているようだ。

 同期の女性社員や部下の女性達からは応援されていたが、先輩女性社員達からは少し妬まれているような空気を感じていたので、日々精進して働きを認められるよう努力を惜しまなかった。

 新入社員として配属されたBさんは有名女子大を卒業後、入社した。すらっと背が高く、ロングヘアで目鼻立ちのはっきりした華やかな女性で、社内の男性社員たちの人気の的となった。取引先の関係のコネ入社だったため、とても大切な扱いを受けていたそうだ。

 しかし、Mさんの部署に配属されたBさんを、Mさんは他の社員と変わりなく扱った。特別扱いする上司や男性社員のほうがおかしいと思っていた。

 新人研修の昼食時、偶然MさんとBさんは一緒になり二人で食事をした。

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Profile
太田由紀子
太田由紀子
産業カウンセラー。出版社、放送局勤務後、産業カウンセラーの資格を取得。傾聴でカウンセリングを行う。メンタルクリニックの運営にも携わっている。日経ビジネ スオンライン「メンタルリスク最前線」コラム執筆。日経ビジネスムック『課長塾 部下育成の流儀』にも登場。現在は音楽療法も勉強中。
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