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女性のための「医療・健康」の話

カラーコンタクトレンズで目に障害も

2014年9月17日

品質・安全性の高いレンズを正しい使用方法で

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視力補正を目的としないカラーコンタクトレンズは、現在、約300品目の製品が承認を受け、

おしゃれ用に気軽に使用する人が増えている。

しかし、目の充血や痛みなどのトラブルを自覚する人もいる。

その安全性について、先日、独立行政法人国民生活センターが日本コンタクトレンズ学会、

公益社団法人日本眼科医会との共同研究による調査結果を発表した。

増えるカラーコンタクトレンズに関するトラブル

 かつて、視力補正を目的としないコンタクトレンズについては承認が不要だったが、レンズの安全性などが問題視され、2009年から製造販売に高度管理医療機器として厚生労働大臣の承認が必要となっている。

 独立行政法人国民生活センターの発表によると、カラーコンタクトレンズに関する相談は、2007年頃から増加し、2009年からは年間100件前後という。PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)には過去10年間に737件の相談が寄せられ、最近5年間では541件と、近年相談件数が増加しているという。

 購入者の90%以上は女性で、インターネット等による通信販売で入手しているケースが80%以上。中学生や高校生の娘に関する母親からの相談も少なくなく、若い世代に多く使われていることが推測できる。

主な相談事例
「インターネットでカラーコンタクトレンズを購入。目が痛くて眼科に行くとレンズに沿って眼球に傷がついているといわれた」

「ネット通販で度付きカラーコンタクトレンズを購入し、装着するとぼやけて見えない。度はあっていた」

「カラーコンタクトレンズを購入した。ネットに色落ちすると書き込みがあったが、目に悪影響がないか心配だ」

2割の人がカラーコンタクトレンズを使用して目の調子が悪くなった

図●最近1年間に目の調子が悪くなったことがあったかどうか
独立行政法人国民生活センター報道発表資料より

 2012年に日本コンタクトレンズ学会が行った調査では、7月~9月の3カ月間に、カラーコンタクトレンズによる目の障害が395症例報告されている。中でも重篤な角膜潰瘍(※1)や角膜浸潤(※2)の割合は、公益社団法人日本眼科医会が行ったコンタクトレンズ全体の眼障害の調査結果よりも高く、この原因として「カラーコンタクトレンズは透明なコンタクトレンズに比べ酸素透過性が低い」「着色部位により角膜や結膜を擦る可能性がある」など、レンズ自体の安全性の問題や、正しいケアが行われていないなど使用方法の問題が挙げられていた。

 「ネットを通じて気軽にカラーコンタクトレンズを入手する人が増え、それによる目の障害も無視できない問題となっています。コンタクトレンズはあくまでも医療機器ですから、正しく取り扱わなければリスクを伴います」と、日本コンタクトレンズ学会理事・坪田一男氏は言う。

※1 角膜潰瘍(かくまくかいよう):外傷やウイルス・細菌感染などにより、角膜の組織が欠けてしまう状態
※2 角膜浸潤(かくまくしんじゅん):外傷やウイルス・細菌感染などにより、角膜に炎症を起こしている状態。悪化すると角膜潰瘍に至る

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