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保険と保障の「どっちがおトク?」vol.3

2014年9月11日

終身保険vs.10年定期保険。貯蓄と保障は使い分けが得策

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 保障を厚くしすぎて、「保険ビンボー」になっていませんか? 保険営業は教えてくれない、保険の真実。常にニュートラルな立場から、本当に必要な保障のみを考えたプランを提案し続けるファイナンシャルプランナー(CFP)の清水香さんが、働く女性が知っておきたい保険の知識をわかりやすく解説します。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 終身保険のしくみは、いわば超長期の養老保険です。満期保険金はありませんが、男性は106歳、女性は109歳になると、解約返戻金が保険金額と同額になるように設計されています。

 貯蓄性があるとはいえ、それは非常に緩やかなわけで、さらに、終身固定される予定利率は現在、史上最低水準。それが低い貯蓄性にさらに追い打ちをかけているのです。

 そもそも保険料が高いのですから、まとまった保障を割安に確保するには向きません。解約返戻金をもとに介護保障や年金に移行できるのがメリットとされますが、移行時の解約返戻金が十分でなければ、当然、ショボい保障しか買えません。

 一方で10年など短い期間の定期保険には、貯蓄性はありません。決まった期間の死亡だけの保障が目的です。

 生きている間にお金を受け取るしくみでない分、同じ保険金額でも、保険料は終身保険よりも安くなります。

 大切なのはココ。貯蓄と保障を両方得たいなら、それぞれの手段を分けることです。定期保険で割安に保障を得ながら、そのときの経済環境の下で、最も有利な金融商品でお金を貯めていくのが得策です。

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清水香
清水香(しみず・かおり)
ファイナンシャルプランナー(CFP)。生活設計塾クルー取締役。利用者目線での一般生活者向け相談業務のほか、執筆・講演など幅広く展開、TV出演も多数。財務省「地震保険制度に関するプロジェクトチーム」委員。著書に、「こんな時、あなたの保険はおりるのか?』(ダイヤモンド社)『本当に安心な「保険の選び方・見直し方」』(講談社)など。
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