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カロリーゼロなのにやせないのはなぜ?

2014年8月18日

カロリーゼロの甘くない真実

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 薄着になることの多いこの季節、でなくても、一年中?カロリーを気にして暮らしている女子は多いのではないでしょうか。そんな女子の心強い味方として登場したのが、カロリーゼロ食品ですよね。カロリーゼロ食品は、ブドウ糖ではなく、人工甘味料を使用することで甘みを残したまま、カロリーを抑えることに成功した夢のような食品です。

 人工的につくられた甘味料の、物質としての安全性/危険性について、ハーバード大学の公衆衛生専門学部の情報サイトは、「確定できるデータはなく、危険性がゼロではない以上、使用に注意してほしい」としています。

 ここでは、人工甘味料の、化学物質としての安全性や危険性についてお話しするつもりはありません。人工甘味料が例え安全だったとしても、“人工“的に造られたものは、そもそもホリスティックではないですし、百億年以上前に形成された私達のDNAは、現代人が食品だと思っている加工食品や人工食品を、食べ物だと認識できないという調査報告もありますから、ホリスティック・ヘルスコーチとしては、そこをあまり議論するつもりはありません。

 ここでは、なぜ、カロリーゼロでやせられないのかについて、お話したいと思います。

 だって、カロリーゼロ飲料や食品で、本当に体重が減ったと実感している女子は少ないのではないでしょうか。カロリーゼロを飲んでいるのに、なぜ体重が減らないのか不思議に思ったことはありませんか?

 そもそも「カロリーが高いと太る」「カロリーが高いから太った」と思っている人は多いと思います。日本の厚生労働省も米国の農務省も食事バランスをカロリーベースで考えています。市販されている多くのダイエット本もいかにカロリーをコントロールするかに集中しています。

 確かに、その食品にカロリー物質(炭水化物、脂質、タンパク質。主に炭水化物)しか存在していないような場合、例えば、精白された白米、白い小麦、うどん、パスタ、白砂糖などの「質の悪い炭水化物」は、確かに食べ過ぎたら太ります。(炭水化物のお話参照)。

 でも、例えば、白米と玄米のカロリー量はほぼ同じですが、体に吸収される糖や代謝されるエネルギーの量は異なります。吸収された糖は、代謝されなければ脂肪として蓄積されるので、糖の吸収率や代謝率が異なれば、太りやすさも異なります。つまり、同じカロリーの食品でも、太りやすい食品とそうでない食品があるのです。

 「カロリーは、生まれながらにしてみな平等ではない」。これは、「人間は生まれながらにしてみな平等である」という第3代米国大統領トーマス・ジェファーソンの言葉をパロって、しばらく前から、米国の機能性医療や統合医療の医学博士や代替医療ホリスティック・ヘルスコーチの間でよく使われている一節です。

そもそも、カロリーが高ければ太りやすい、カロリーが低ければ太りにくい、というのは大きな誤解!カロリーは、生まれながらにしてみな平等ではなく、同じカロリーの食品でも、太りやすい食品とそうでない食品があるのです。

 まったく同じカロリー量をもって誕生した食品同士でも、カロリー物質以外に異なる機能、つまり、ビタミンやミネラル、ポリフェノールやフラボノイドや食物繊維などの量や構成が異なれば、私達の健康にとって異なる働きをするので、平等、等価ではないということです。

 そこで、同じカロリーの食品同士の太りやすさを比較する指標として、グリセミック指数というものが開発されました。「GI値」という言葉で知っている人もいるかもしれませんね。GI値は、各食品に含まれる炭水化物(ブドウ糖)が、どれくらい素早く私達の血糖値を上昇させるのかを、ブドウ糖そのものを100として、相対的な指数で示したものです。「血糖値を上昇させにくい食べ物」=「GI値が低い食べ物」が、太りにくい食べ物ということになります。

 GI値55以下では安全、56から69の間が要注意、70以上は危険とされています。ちなみに白米と玄米では、白米のGI値は83で危険、玄米は55で安全です。白米と玄米は、ほぼ同じカロリーですが、太りやすさはかなり違うということが判ります。ちなみに玄米と白米の違いは、“ヌカ”です。

 でも、この指数にも、2つの問題点があります。

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Profile
森智世
森智世(もりちせ)
米国代替医療協会(AADP) 公認ホリスティック・ヘルスコーチ
国際ヘルスコーチ協会 登録ヘルスコーチ、経営学修士(MBA)、女子栄養大学食生活指導士、厚生労働省スマートライフ・プロジェクトメンバー、目黒区男女平等・共同参画審議会委員。大手證券会社投資銀行、金融経済研究所、世界4大総合プロフェッショナルファームのディレクターとして企業戦略・財務、買収に携わり、書籍出版、大学講師、政府協議会委員等を経て、家族の健康問題を機に、NYCの世界最大ホリスティック栄養学専門学校にてホリスティック・ヘルスコーチ資格取得。海外生活は米国、ドイツ、エストニア共和国にて15年以上に及ぶ。現在は東京。趣味はフルート演奏、料理とヨガ。初回コンサルテーション(初回診断)を無料でご提供しています。またフェイスブックでフォローアップ情報を提供しています。
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