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愛しの婚約者に突然ダメンズの兆候!?

2014年7月1日

婚約相手が「10万貸して!」。突然の金遣いの荒さに不安な日々

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 みなさん、こんにちは! たちばなりょうこです。本日7月1日より1カ月間、お悩み女子コラムからの出張企画として、「婚活物語」をお届けします♡ なんと、土日祝をのぞく、平日毎日配信☆ 大丈夫か、りょうこ! 乗り切れるか、一カ月!

 さて、この物語の主人公は、IT業界で働く、仕事も恋もがんばるキャリア女子、梨緒。仕事も身のこなしもパリッとスマートなのに、なぜか恋愛面は荒れ模様。そんな梨緒の20代後半から30代後半までの波乱の恋愛・婚活ドラマをお送りします!

 これからみなさまにお話しすることは、すべて実話でございます。私が調子に乗って書いた妄想劇ではございません(笑)。

 梨緒さん、ご自身の過去を打ち明け、さらけ出していただいてありがとうございます♡ この場を借りて、感謝申し上げます。

 さあ、梨緒の恋愛・結婚まで奮闘ぶりと、そこから培ったオンナの知恵と底力をどうぞご堪能くださいませ。この夏の1カ月、どうかお見逃しなく!

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


 大学を卒業して、関西のIT企業に就職した私は、すぐに同期の哲志と意気投合して付き合うことになりました。

 時々口にするナルシスト発言がやや気になるけれど、それもかわいいと言えばかわいい。

 優しくて、いつも私を関西仕込みの笑いでもてなしてくれる愛しの哲っちゃんは、いつの間にか私にとって大切な存在になっていました。

 そんな大好きな哲っちゃんが入社3年目のときに東京に転勤することになり、そこから遠距離恋愛がスタート。1年半、関西と東京で離れて暮らしてきたけれど、週末彼の家に遊びに行くと帰り際、決まってブルーになるのが嫌だったんですよね。

 特に日曜の夕暮れは、明日からの仕事の憂うつと、彼と離れたくない物悲しさで、幸せそうに夕飯の買い物に行く家族連れがうらめしく見えてしまって。

 もう毎度、毎度こんな思いをするのはヤダな……。

 「いっそのこと、東京に来ればええやん」

 哲っちゃんの甘い言葉もあって、もう居ても立ってもいられなくなり、会社を辞めることにしたんです。彼を追いかけて身ひとつで上京するなんて、私も意外と大胆なのねと自分で自分に驚きました。

 両親は、いずれ2人が結婚するならと、この駆け落ち同然の上京をあっさり受け入れてくれて。彼の好青年ぶりに、むしろ将来の伴侶が確約できて良かったと喜んでいたみたい。

 そう、哲っちゃんは正真正銘の私の婚約者になったのです。

 雲行きがあやしくなったのは、都内で一緒に暮らし始めて1年近く経ったころでしょうか。

 突然、彼が「ちょっとお金を貸して!」とやたら小遣いをせがむようになって。

 5000円が1万円、1万円が2万円。ちょっとずつ金額がせり上がっていく。

 私も今まで貯めていた貯金があったし、フリーでIT関係の仕事を請け負い始めていたから、なんだかんだ自由にできるお金はありました。だから気にも留めずに彼に言われるままあげていたわけだけど、さすがに何度も続くと、ちょっとね……。

 「母親がさ、お金を使い込んじゃったっつうか……。俺が色々立て替えてるんだよね」

 問い詰めると、ちょっと言いにくそうに、家の事情をぽつりと打ち明けてくれました。

 お母さん、どうかしちゃったのかな? 心配だな。

 「梨緒、ホントごめん! カードの支払いができへんから、急ぎで10万貸して欲しいねんけど」

 10万円?? その金額に一瞬耳を疑ったけど、支払いができならヤバイじゃない! あわててATMに行って振り込みました。

 哲っちゃんはそのころから明らかに様子がおかしくなり……。

 と同時に、私の情緒不安定な日々も始まったのです。

(明日へ続く)

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Profile
たちばなりょうこ
たちばなりょうこ(立花良子)
心を描く文筆家(エッセイスト&インタビュアー)。大学卒業後、人材派遣会社の営業、出版社の編集者を経て、2001年に独立。雑誌や書籍、Webなどで執筆。人生ドラマや心模様をよりリアルに、色鮮やかに描くことを得意とし、「幸せに生きるために大切なエッセンス」をその物語に籠めることに力を注ぐ。公式サイトはこちら
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