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結婚と仕事の悩み、一人で抱え込んだ結果…2

2014年6月25日

結婚を考えた矢先の転勤、出向先での確執で疲れ切ったCさんの場合

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 前回に引き続き、Cさんのケースを紹介する。転勤先での確執に疲れ果て、さらに「だから、会社辞めればいいじゃん」という彼の心無い一言に傷いたCさんは、彼との電話を一方的に切ったのだった。

*   *   *   *   *   *

 カウンセラー「Cさんは余裕がありませんでした。追い詰められた状態で、彼を失いたくなくて、勇気を出してこれまでの経緯を話したのに、彼にショックなことを言われてしまった。悲しかったと思います。それで売り言葉に買い言葉で電話を切ってしまった。悪循環ですね。彼は彼で待たされ続けていたわけですから、言いたいことがあったはずです」

 後悔の念に苛まれるCさんの気持ちに寄り添い、何度もカウンセリングは続いた。幾重にも重なった悲しい気持ちや理不尽な思い、困った気持ちを話して、少しずつCさんは本来の自分を取り戻していった。

 職場の環境は簡単には変わらなかったが、Cさんの意識が変わって行った。

Cさん「自分の言い分ばかり、押し付けていた気がするんです」

カウンセラー「押し付けていた気がするのね」

Cさん「支社の人が悪いと思い込んでいたけれど、支社の人に私のことをわかってもらう努力もするべきだったのかもしれない」

 まだ、仕事の内容に不満はあるけれど、新しい職場で頑張ってみようと、前向きになれたようだ。

 そして、彼に対しても同じことが起こっていたことに気が付いた。

 カウンセラー「Cさんは新しい職場で理不尽な扱いを受けて傷つき、虚勢を張り続けてクタクタでした。新しい職場で人間関係を築くことに追われて、彼との連絡の機会が減っていた。彼は置いてきぼりにされて不安になり、Cさんとの愛情を確かめられなかった数カ月間で、疑心暗鬼になっていたんです。

 Cさんは彼に会いに行った。彼はとても驚いたようだ。お互いに謝り合って、ゆっくり時間を取り、これまでの話をしたそうだ。

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太田由紀子
太田由紀子
産業カウンセラー。出版社、放送局勤務後、産業カウンセラーの資格を取得。傾聴でカウンセリングを行う。メンタルクリニックの運営にも携わっている。日経ビジネ スオンライン「メンタルリスク最前線」コラム執筆。日経ビジネスムック『課長塾 部下育成の流儀』にも登場。現在は音楽療法も勉強中。
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