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“おひとりさま”で生きるのに必要なお金は

2014年6月24日

生涯独身、会社の倒産不安…予測不能な将来に備えたお金の貯め方

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 ファイナンシャルプランナー(FP)の花輪陽子です。今回からは、日経ウーマンオンラインの読者の皆さんから寄せられたマネーのお悩みにお答えしていきます。

A子さんプロフィール

34歳、未婚。岡山県で親と同居しつつ、中小企業の正社員として働く。家計管理は苦手だが、今気になるのは投資。「現在日経平均も上がっているし、どれがいいのかわからずなかなか手が出せません」

<DATA>
手取り月収   16万円
手取り年収  230万円
貯蓄額    600万円
<1か月の支出金額>
家賃        2万円
食費       1000円
水道光熱費      0円
ネット代       0円
携帯電話料金   2500円
服飾費      5000円
美容費      2000円
交際費      5000円
新聞・図書費   5000円
スキルアップ費  3700円
日用雑貨費        0円
医療費        1000円
旅費・レジャー費     0円
貯蓄          7万円
投資           0円
保険(共済掛金) 2万4000円
住宅以外のローン     0円
クルマ維持費       0円
その他雑費    1万5800円

●お悩み
「地方の小さな企業に勤めており、給料も低く、いつ潰れるかわからない状態で将来が不安。今後、結婚できない可能性も高いので、生涯おひとりさまでも生きていけるお金をどう増やせばいいのかを知りたいです」


 「ひとりで生きていくのに必要なお金はいくらか、どうやってそのお金を作ればよいのか」。相談者と同じ悩みを抱えている女性は本当に多いです。

 まず、不安な気持ちが起きるのは将来が見えないから。未来のことを100%見通すことはできませんが、予想されるお金を計算しておくと不安が軽減されます。私自身も将来必要なお金を計算することで、残りは使ってもよいのだと安心感を持てるようになりました。

 老後必要なお金をモデルケース(おひとりさまの場合)で考えてみましょう。例えば、大学卒業後、平均年収400万円で60歳まで働く場合、65歳からもらえる予定の年金額は約160万円(月約13万3000円)です。各自の将来の年金見込額は「ねんきんネット」で試算することができます。

 これに対して60歳以上の単身無職世帯の1ヵ月の支出額は税の支払いも込みで約15万7000円(総務省家計調査2013年より)です。先ほどの年金額だとすると、毎月2万4000円の赤字になります。90歳まで生きると仮定して65歳から25年間の赤字の累積額は720万円に。また、60歳から65歳まで無収入の場合、先ほどの生活費(5年分)を貯金で賄うなら別途942万円必要になります。

必要以上の不安視に要注意、将来プランを立てて貴重な「今」も楽しんで 

 相談者の場合、すでに600万円の貯金があり、毎月7万円を貯金しています。60歳までの26年間で月7万円(年84万円)を貯めていけば2184万円も貯まる計算です。お金を殖やさなければと思っているようですが、預金とはちがって投資をすると元本が大きく割れてしまうことがあります。相談者の場合、預金や国債など元本の安全性が高い金融商品(利率は低い)でも老後必要な資金を貯めることができそうです。あえてリスクをおかしてまで投資をしなくてもよいのではないでしょうか。

 また、会社がなくなることを不安視されているようですが、求人情報にアンテナを立て、今と同程度の収入の仕事に就けそうかを調べておくのもよいでしょう。

 私はリストラをされたことがあり、主人の会社も倒産したこともあります。ですが、今の日本の雇用状況であればアルバイトもたくさんありますし、自分が食べていけるだけを稼ぐのはそれほど難しくないように思います。将来のことを必要以上に不安視することをやめて、今という貴重な時を楽しむことが大切です。そのためにはお金のプランを立てておくとよいでしょう。

 相談者の方の家計簿は節約もできていて大変優秀です。あとは将来プランを立てることと気持ちの持ちようだと思います。


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Profile
花輪陽子
花輪陽子(はなわ ようこ)
1978年三重県生まれ。ファイナンシャルプランナー(FP)。元外資系の投資銀行勤務。OL時代にはまったショッピングによりカードローンの残高は最大200万円に。失業も経験する。お金にコンプレックスがあり、勉強してFPになる。現在は雑誌・新聞・テレビ・ラジオ出演や全国講演などを精力的に行っている。著書に『お金持ちになる女はどっち?』(PHP)、『貯金ゼロ 借金200万円!ダメダメOLが資産1500万円を作るまで』(小学館)など。/Twitter:@yokohanawa/公式サイト:yokohanawa.com
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