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いじめ、発達障害の発覚。暗闇の20代

2014年6月17日

第37回 障害ゆえのつらさに苦しんできた「凛」の変革STORY

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 こんにちは、りょうっぺです! 先日、認知症を患う母に「私は何歳でしょう~?」と脳トレっぽく質問してみたところ、「20歳!」と自信満々で返ってきました(笑)。「うんとねぇ、その倍の年齢だよ!」と答えると、「え? マジで??」と母、目を丸くして新鮮な驚き。こっちが驚くわいな。母の中では、私は永遠の20歳らしいです(苦笑)。そりゃいくらなんでも無理があるだろう。

 さて今回は、職場のいじめに悩み、のちに自身に発達障害があることがわかった凛さん(40代・既婚)の心身回復STORY。法律事務所で秘書を経験されたり、簿記二級を取得して経理の仕事に就くなど頑張り屋の凛さん。でも、派遣として入った会社で同じ部署の先輩からいじめに遭うなど、苦労を重ねてきました。その後、うつ状態に陥り、さらに発達障害があることが発覚……。

 その病気とどう向き合い、どう自分なりの幸せを見つけられたのか、苦悩と葛藤、そして希望への道をご覧ください。

●ある日を境に、職場でいじめが始まり……

凛:大学を出て、法律事務所で秘書のアルバイトをしていたんですが、一人暮らしを始めたこともあり、何か専門性を身につけて自活をしないと! と思い、簿記二級の資格を取ったんです。

 それから派遣で、とある会社の経理の仕事に就きました。

りょ:一人暮らしはお金かかりますもの。資格を取って専門性を身につけるなんて素晴らしいですね! そのときはおいくつぐらいだったんですか?

凛:確か27歳ぐらいですかね。入った会社がいわゆる体育会系のイケイケドンドンの社風で、せわしない感じだったんです。私はどちらかというとおっとりタイプなので、なんとなくペースが合わないなぁとは思っていたんですよね。

りょ:社風って合う、合わない、ありますよね。合わないと居るだけでエネルギー消耗しそう。

凛:そうなんです。合わないなぁと思いながらも、いずれ正社員になれる道もあったので、我慢しながら続けていました。

 あるとき、同じ部署で仲良くしてくれていた女性の先輩が突然、私のことを無視し始めたんです。

 話しかけたら、「近寄らないでオーラ」を出して、サーッと行ってしまうんですよ。

りょ:え~? 小中学生じゃないんだから。突然、無視はないでしょう(怒)。

凛:昨日まで一緒にご飯に食べに行ったり、楽しくおしゃべりしてたのに、ある日を境に突然無視されてしまったので、びっくりしちゃって。

 会社の人たちとの食事会でも、他の人とは話すのに、私とだけ目を合わせず、もちろん一言も話しかけられず、そのまま解散です。

りょ:他の同僚の皆さんはそれに気づいてたのかしら? 異変に気づいて、誰か助け舟を出してくれるといいんだけど。

凛:それが周りにまったく気づかれなくてですね。巧妙なんですかね。

 その先輩、よく気が利く人で、見た目もかわいくて、いわゆる素敵女子と社内でも評判の人だったんです。なので、そんな素敵な人が無視をするぐらいなんだから、私が何かやらかしてしまったんだろうなと落ち込んで……

 しばらく、私の何がいけないんだろう? とクヨクヨ悩んでいました。

りょ:何も言わずに無視すること自体が、素敵女子にあるまじき行為ですよね。実は外ヅラいいだけの腹黒女子じゃないんですかね~?

凛:その先輩は部長のお気に入りで、上の人たちからすごく可愛がられていたんですね。私が上司に訴えたとしても、信じてもらえないと思ったので、誰にも言わず、毎日その仕打ちにこらえていました。

 3カ月が経ち、いよいよ耐え切れなくなって上司に「人間関係が合わないから辞めたい」と申し出たんですね。そしたら、「あと少しで正社員になれるかもしれないんだから、辞めるな!」と引き留められて。上司は、私が先輩からいじめられていることに薄々気づいてはいたんですが、立場上、その先輩に注意できなかったらしく。

 見て見ぬふりでひどいなぁと思う反面、引き留めてくれたことはちょっぴりうれしくて、そのまま我慢して続けることにしたんです。

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Profile
たちばなりょうこ
たちばなりょうこ(立花良子)
心を描く文筆家(エッセイスト&インタビュアー)。早稲田大学第一文学部卒業後、人材派遣会社で営業や企画を経験。その後、日経ホーム出版社(現・日経BP社)で就職情報誌の編集に携わり、2001年に独立。以来、日経やリクルート系の雑誌編集を行うほか、書籍、Webなどでも執筆。また、「働く人の心の悩み」にも対応するべく、産業カウンセラーの資格も取得。人生ドラマや心模様をよりリアルに、色鮮やかに描くことを得意とし、「幸せに生きるために大切なエッセンス」をその物語に籠めることに力を注ぐ。公式サイトはこちら
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