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リラックスして眠れていますか?

2014年6月12日

オンもオフも、自分らしく過ごすために

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 忙しさや時間に追われて、つい眉間にしわを寄せたことにも気づかないままお仕事をしている人はいませんか?

 私がみなさんに「さあ、どうぞリラックスしてください」とお願いしたとします。すると、あなたはどう反応するでしょう。「ふうっ」と大きく息を吐いてみたり、腕や首を回してみたり、体がほぐれるような動きをいろいろ試してみるのではないでしょうか。

 しかし実際のところ、その状態が本当にリラックスできているのかどうか、自分ではわからないという人も少なくないと思います。

 睡眠力を鍛えるためには、この「リラックスを感じる」ということはとても重要なキーワードになります。

 そもそも、このリラックスした状態とはどんな状態なのかを考えてみましょう。

・ありのままの自分でいること

・気持ちが楽で力の抜けた状態

・緊張しないでいる状態

・プレッシャーを感じていない状態

・ゆったりとお母さんの母胎にいるような安心感のある状態

などと例えられますが、共通しているのは「不安感のない安定した状態」と言えそうです。その安定した状態を感じている瞬間が、1日のうちに何回あるかが大切になってきます。

 毎週月曜の午前中に担当させて頂く、リワーク(メンタル疾患患者の方の復職支援プログラム)のリラクセーションの講座では「リラクセーション」というと、一部の受講者の中には、「リラクセーションかぁ……自分には関係ないかも」と思って参加する方もいらっしゃいます。

 「復職支援なのだから、仕事に活かすためのスキルは大切だけど、リラックスすることを学ぶなんて……サボっているみたいだし、緩んじゃだめでしょ」と。

 そういった方の多くはリラックスすることを必要としておらず、普段から意識もしていないために、「自分がリラックスした状態とはどんな状態か」を言葉で表現することが難しいのです。

 あるビジネスパーソンは、お風呂が大嫌いで。そんな時間があったら仕事のまとめや身体を鍛える時間に使いたいと考えていらっしゃいました。

 この方は受講されて2~3回目位で、リラックスの体感や意識が足らなかったことに気づかれ、とても早くに講座を卒業されたのですが、その後も偶然街でお会いしたとき、「お風呂に入り、アロマとスーパーボールセラピーはしっかり毎日やっていますよ」とおっしゃっていました。

 バリバリと働くビジネスパーソンは仕事のスキルを意欲的に学びます。しかし、リラックスのスキルや質の高い睡眠を取るためのスキルも同様に、自分を守るために大切なものであるということに気づいていない方が多いように感じます。

自分の能力を最大限に発揮するのは“中等度の緊張”状態

 攻める術をお持ちでしたら、同様に守る術を持つべきです。それが、メンタル疾患に自分をさせないことにつながります。

 急に眠れなくなること、これはいつどんなタイミングでくるかわかりません。仕事も、昨日までできた事は明日もできる。その繰り返しで、少しずつ無理を重ねていませんか?

 この図のように、質の高い睡眠が得られていれば、脳や体の疲れがしっかり取れて、「あー、よく寝た!」というようなすがすがしい朝を迎えられます。その睡眠はすべて、元気に楽しく1日を過ごすために欠かせないもの。プライベートはもちろん、仕事も自分らしいパフォーマンスができることが大事です。

 ある調査では、自分の持つ能力を最大限に活用するには、“ほど良い中等度の緊張である”と言われています。力の抜けきった状態でも、逆に緊張しすぎる状態であっても、ベストパフォーマンスにはつながりません。

 また、睡眠がうまくとれている人とそうでない人を比べた場合、メンタル疾患になるリスクは3倍から5倍高くなると言われています。

 メンタル疾患にならない心と体を作るためには、オンとオフの切り替えを自分でうまくコントロールする術を身につけましょう。そのためには、普段からリラクセーションを意識して使いこなすことが必要です。それが、睡眠力を鍛えることにも大きくつながります。

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今枝昌子
今枝昌子
スリープケアマスター。心療内科にてリフレクソロジストとして5年間勤務後、2009年「快眠セラピー プラスドゥース」開業。企業・行政・医療の現場を中心に、「睡眠力を鍛えるうつ病予防」、メンタルヘルス研修、企業内快眠カウンセリングなどを実施する。2012年「一般社団法人 日本快眠協会」を設立。快眠セラピストを育成するとともに、美容・健康など幅広い分野にわたって睡眠に関する情報を発信する。2014年5月、「プラスドゥース」を「エンパワースリープ・ジャパン」に法人化。日本心身医学会、日本睡眠医学会会員。
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