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女性誌が与えた大きな影響とは

2014年6月4日

女性誌により、「女を楽しむ」マニアになっていく日本の女性

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 前回は、女性がマニア化した背景としての“日本の女性誌の歴史”を紹介してきた。今回もその続きをみていこう。

●女性週刊誌と「OL」の誕生

 戦後、多くの「婦人」や「主婦」向けの女性誌(婦人誌)が創刊されたわけだが、その後の高度経済成長期に、女性週刊誌が創刊される。

 1957年に日本初の女性週刊誌「週刊女性」が創刊され、「女性自身」、「女性セブン」と今も刊行され続けている。
 休刊になった「ヤングレディ」「微笑」も入れると、5誌もの女性週刊誌が刊行されていた時代もあったのだ。

 今では主婦や中高年女性の読む雑誌というイメージが強いかもしれないが、当時は、若い未婚の働く女性もターゲットだった。
 だから、「婦人」「主婦」という雑誌名ではなく、「女性」という雑誌名なのだ。

 さて大正~昭和初期のころ、働く女性は「職業婦人」と呼ばれていたが、戦後は「BG(ビジネスガール)」と呼ばれるようになった。
 ところが英語圏でBusiness Girlとは、性を商品にする女性を指しているという指摘があり、1963年に「女性自身」が「BG」に変わる言葉を募集した。

 そこで採用されたのが「OL(オフィスレディー)」なのである。これは和製英語であり、英語圏では通じない。
 このOLという表現が、現在まで50年も残ってしまったわけだ。

 ちなみに「サラリーマン」も和製英語で戦後から使われるようになった。
 一方「ビジネスマン」や「キャリアウーマン」は英語であり、日本では70年代ごろから使われるようになった。

 ただしアメリカでは、「ビジネスマン」や「キャリアウーマン」など性別を規定する表現は性差別的ということで、「ビジネスパーソン」などと言い換えられるようになった。

 日本では、「サラリーマンとOL」という表現がまだまだ使われているが、もうそろそろやめて、みんなまとめて「ビジネスパーソン」などでいいと思う。

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Profile
深澤真紀
深澤真紀(ふかさわ・まき)
心コラムニスト・編集者。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長
1967年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。卒業後、いくつかの出版社で編集者をつとめ、1998年、企画会社タクト・プランニングを設立。日経ビジネスオンラインで2006年に「草食男子」や「肉食女子」を命名、「草食男子」は2009年流行語大賞トップテンを受賞し、国内だけはなく世界で話題になる。平成の女性を語った『女はオキテでできている―平成女図鑑』(春秋社)や、『輝かないがんばらない話を聞かないー働くオンナの処世術』、津村記久子との対談集『ダメをみがく――”女子”の呪いを解く方法』(紀伊國屋書店)など著書も多数。公式サイトhttp://www.tact-planning.com
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