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「厚塗りファンデ」がお肌を老けさせる

2014年5月28日

肌に負担のないベースメイクのポイント

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 皆さま、こんにちは。愛と情熱のデルマトロジスト、小柳衣吏子です。先週の24日土曜、「WOMAN EXPO TOKYO 2014」のランチョンセミナーにお越しくださった読者の皆さま、ありがとうございました! ともにWell Aging道を極めようという同志と直接お会いできたことで、私の情熱もますます燃え上がっています!

 その際、プレゼンの中でも強調しましたが、お肌の健康と若さを保つために重要なのが「365日24時間のセルフケア」。毎日のケアが、10年後の肌を決めるということですね。

 皆さんが毎日しているセルフケアといえば、洗顔や保湿といったスキンケアを一番に思い浮かべるかもしれませんが、「メイク」もほぼ毎日のお付き合いになっていると思います。

 肌にできるだけ負担のないメイクのポイントについて、今日はお話していきますね。

 結論から申し上げます。

 ズバリ、ファンデーションはできるだけ「薄づき」にしましょう!

 クリニックを訪れる女性で多いのが、シワやシミ、毛穴といった肌トラブルを隠したいがためにファンデーションを厚く塗り重ね、かえって肌トラブルを助長させてしまっている方です。

 ファンデーションは厚く塗るほど、崩れやすくなります。結果、1日に何度も塗り直すことになります。指やパフで何度も肌を触ると、過剰な刺激となって、シミが濃くなったり、皮脂分泌を促進させてしまったりするのです。

 もう、はっきり申し上げます。キレイに見せかけようと「装う・隠す」ために、大事な素肌を傷めるなんて、本末転倒もいいところです!

 メイクは、表情をよりいきいきとさせて気分を明るくしてくれますし、お会いする相手との関係性にもプラスになります。女性にとって心強い味方になるのは事実。

 ただし、やり過ぎはかなり肌の負担になるのです。

 かく言う私も、学生時代はド派手メイクを謳歌していました。しかし、研修医時代の多忙な生活で肌がひどく荒れ、メイクをお休みする期間が数年(!)あったことがきっかけで、「メイクは頑張り過ぎない方が肌が疲れにくい」と実感するに至りましたた。それから私は「薄メイク派」になったのです。

 いえ最近は薄メイクどころではなく、会食や取材などの予定がある“勝負日”以外はほとんど「ノーファンデ族」! 目元・口元のポイントメイクだけで顔を作っております。

 ファンデーションを使う勝負日は、保湿成分がリッチに入ったクリームファンデを薄く伸ばして使います。クリームタイプは伸びが良く、時間が経っても肌がしっとりとしているのがいいですね。

私の愛用メイクアイテム。ドクターベルツやエピステームのクリームファンデ、シャネルのチークなどを使用しています。

 また「肌色を整えるファンデーション」にも注意点があります。赤みや色ムラなど“色”のトラブルのカバーを得意とするファンデーションがありますが、シミ・シワ・毛穴・たるみといった“形”のトラブルをこの手のファンデーションだけで隠そうとすると、余計に目立ってしまう場合も少なくないように思います。ファンデーションで、逆に老け顔になるなんてNo Way!!

 私がいつも患者さんにお伝えしていること。それは「まず、肌の力を底上げするスキンケアや食生活を見直すことを重視して、シミ・シワ・毛穴・たるみが目立たない肌を目指しましょう。その上で、メイクは薄ーくお付き合いしましょう」。

 実際、コストを考えると、予防のためのケアより、トラブルが起きてしまった後のケアのほうが高くつきます。それに、毎日使うファンデーション代だってバカになりませんよねっ。

 ですから、「美容にかけるコスト全体の圧縮」のためにも、「メイクよりもスキンケア」を重視するほうがおすすめなのです。

 中でも、ビタミンCは、シミ・シワ・毛穴・たるみといったエイジング悩みに総合的にパワーを発揮するのでおすすめです。

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Profile
小柳衣吏子
小栁衣吏子(こやなぎ・えりこ)
アオハルクリニック院長
1972年福岡県生まれ。98年、順天堂大学医学部卒業後、同大学病院勤務などを経て、2011年よりアオハルクリニック院長。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医、日本美容皮膚科学会会員、日本抗加齢医学会専門医。 アオハルクリニックHP:http://www.aohalclinic.jp/ ブログ:http://ameblo.jp/aohal-koyanagi/
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