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焦るとなにも手につかなくなる人へ

2014年5月27日

元トップアスリートに学ぶ! パニックになる前に自分を呼び戻す方法

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 先週からはじまった本連載。自分を知り、的確に表現する方法をお伝えすることで、みなさんのお仕事ライフにプライベートに、素敵な変化が訪れるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

 今回は、仕事がオーバーフローするとパニックになってしまうという方の悩みにお答えしながら、解決法を探ってみましょう。

【お悩み】焦るとなにも手につかなくなる
 なにか突発的なことが起こったり、急な案件が発生したりすると、心臓がドキドキして焦り、仕事が手につかなくなってしまいます。

 落ち着いてひとつひとつ対応していきたいのですが、どうすれば心を静めてやっていくことができるでしょうか?
(りつこ・販売員・34歳)

リストアップすると、実はたいした量ではないことに気付く

 まずは、やるべきことを箇条書きでリストアップしてみましょう。そして優先順位をつけます。あとは優先順位の高いものから手をつけていくだけ。

 やらなければならないことが、急にいくつか重なったときでも、書き出してみると実はたいした量ではなかった、なんてことは、よくあるものです。このように書き出してみるだけで、やることが整理されて、心臓のドキドキがゆっくりとおさまっていくことでしょう。

 またいま直面しているのと似たようなケースを、あなたはこれまでに何度か経験しているのではありませんか?

 一度「こんなふうにパニックに陥らなければいけないほど、いままでうまく対処できなかったんだっけ?」と思い返してみてはいかがでしょう。

 すると、それで病気になったわけでもなければ、さほど大きな迷惑をかけたわけでもない。ということは、いまこんなに焦る必要もないのでは? と思えてくるのではないでしょうか。こうして自分を信じてあげることも大切なのです。

過去の失敗が思い出されて、悲観的になってしまったら

 ただしこのときに、かえって過去の失敗が思い出されてしまい、こうなってしまうんじゃないか、きっとああなってしまうんだ……といった具合に、悲観的な先行きばかりが、次々と思い浮かんで止まらなくなってしまったときには。

 過去の経験は、いまのあなたに必ず生かされています。失敗をした当時よりあなたには確実に賢くなっているはずです。だから、いま焦ることなどありません。

 そして悲観的な予測については「なにを根拠にそう言っているの?」と自分に根拠を問いただしましょう。悲観的な予測は、根拠がないことも多いものです。こんなときには、一度自分を突き放すと、冷静になれるものです。

転ばぬ先の杖を10本ついたところで……

 このような悲観的な思考をしてしまうのには理由があります。なにか起きたときでも、心の準備はできている、という状況を作りたいからです。

 つまり自分に免疫をつけておきたいんですね。免疫をつけるには、毒を一度体内に入れなければならない。しかし、その「毒」を入れることは実は徒労にしかすぎないのです。

 いわば“転ばぬ先の杖(つえ)”を10本ついているようなもの。

 でもそのうちのほとんどは、必要のないものなのです。不要な「杖」にエネルギーを費やすのであれば、いまやらなければならないことに着手したほうが賢明ではないでしょうか。

 「万が一、不測の事態が起こったとしても、対処できないほどやわなわけがない」と、自分を鼓舞することも大切です。

 またいくら備えていても、不測の事態というのは起きるときは起きるもの。

 起きてしまったときには、パニックになるのではなく、起きた現象のみをどーんと腹で受け止めること。しようがない、と腹をくくって、現実を受け止める。その上で、自分はどうしたいのか、どうすればいいかを考える。そうするとそのことについて、あとあとまでくよくよと考えずに済みます。

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Profile
狩野みき
狩野みき(かの・みき)
慶應義塾大学、聖心女子大学、ビジネス・ブレークスルー大学講師。グローバル水準の考える力・プレゼン力・作文力を指導するスクール、Wonderful Kids主宰。子どもの考える力教育推進委員会、代表。20年にわたって、大学等で「考える力」と英語を教える。慶應義塾大学法学部卒、慶應義塾大学大学院博士課程修了(英文学)。 著書『世界のエリートが学んできた 「自分で考える力」の授業』(日本実業出版社)
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