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思い切って仕事を休むことの大切さ

2014年5月21日

長く働き続けるためには、きちんと休むことが大事

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 仕事で大事なこと。
 それはできるかぎり、長く働き続けること。

 ただしそれは“休みなく”ということではありません。
 出産や育児、介護、あるいは自分自身の病気など、長期的に仕事を休む時期は当然あります。

 そしてそれだけではなく、長く働くためには「なんだかダメだな」と思ったときに、「今日は休んじゃおう」と、思い切って休んでしまうことも大事なのです。

 「なにかあれば休める」と思うことが、自分の心の余裕になります。
 逆に「休みなくがんばろう!」と張り切りすぎると、急に何もかもがイヤになって「とにかく休みたいから、会社やめるしかない!」と極端な結論になりがちです。

 そうではなく、“ちいさなイヤやダメ”のうちに休んでしまうことで、息抜きをする。
 結局その方が“だましだまし長く働き続けられる”のです。

●休みが取りやすくなるための設定をつくっておこう

 もちろん正直に「今日は気が乗らないので休みます」と言う必要はありません(まあどんな理由で休んでもいいんですけどね)。

 とくに大事なことは「この人は休まず働き続けるがんばりやさん」と“認定”されないこと。
 もちろん「よく休むダメダメな人」と思われてしまってもいけないので、「休みもとるけど、日頃はまあまあがんばっている人(まあまあでいいです)」くらいに思われるように心がけましょう。

 休むための設定には、嘘ではなく、あくまでも事実を元に設定を作るのです。
 「風邪を引きやすい」「おなかが弱い」、あるいは「家族に事情がある」など、普段からなんとなく伝えておけばいいのです。

 そして実際に風邪などを引いたら、きちんと休む。
 さらに年に何回かは「もういやだ~」と思ったときに、「風邪かもしれないので(風邪ですと断言はしません)、休みます」と休んでもいいのです。

●「自分以外の人は休んでばかり」と思わないために

 ある程度長く働き続けた人なら、もっと正直になってもいい。
 「旅行が好きな人」「夏はフェスに行く人」「サッカーファンでワールドカップの時期は仕事にならない人」など、認定されてしまう方がいいのです。

 私は、この10年くらいは「旅行に行けないくらいなら、仕事したくない!」と公言していて、実際旅行もよく行きます。
 しかも、「日帰りだったら出張したくない!」とこれも公言しているので、出張のついでに前泊や後泊をしています(*出張連載参照)。

 なので「あー、また旅行行ってるよ」とあきれられてもいますが、一方では「あんなふうに旅行に行ってもいいんだ」とほっとされることもあります。

 実は、「忙しくて休みもないでしょう」と言われて、「2週間休みなしなんですよ~」とか「今年は夏休みは諦めましたよ~」などと答えるのは、「私、すごく働いてる!」と思って気持ちよかったりもするのです。

 しかしそれが、そのうちに「自分は休みなく働いているのに、まわりは休んでばかり」という気持ちになってしまい、誰も幸せになれません。

 自分も休むし、相手も休む。
 それがお互いが長く働くために、必要なことなのだと思いましょう。
 私は誰かが「休まない自慢」を始めたら、「休んだほうがいいよ!」「休んでもなんとかなるよ!」と焚きつけます。

 たとえば会社に“リフレッシュ休暇”があったら、もうそれは絶対に使った方がいい。
 「私再来年リフレッシュ休暇なんですよね~、スペインに行くんだ~」などと“休暇取得宣言”をしておきましょう。

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Profile
深澤真紀
深澤真紀(ふかさわ・まき)
心コラムニスト・編集者。企画会社タクト・プランニング代表取締役社長
1967年、東京生まれ。早稲田大学第二文学部社会専修卒業。卒業後、いくつかの出版社で編集者をつとめ、1998年、企画会社タクト・プランニングを設立。日経ビジネスオンラインで2006年に「草食男子」や「肉食女子」を命名、「草食男子」は2009年流行語大賞トップテンを受賞し、国内だけはなく世界で話題になる。平成の女性を語った『女はオキテでできている―平成女図鑑』(春秋社)や、『輝かないがんばらない話を聞かないー働くオンナの処世術』、津村記久子との対談集『ダメをみがく――”女子”の呪いを解く方法』(紀伊國屋書店)など著書も多数。公式サイトhttp://www.tact-planning.com
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