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上司の「そろそろ結婚したら?」が憂鬱

2014年5月20日

同性上司の心配発言でも当事者が不快になれば、セクハラの可能性も

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 はじめまして、社会保険労務士の佐佐木由美子です。今回より、職場で賢く生き抜くためにぜひとも知っておきたいワークールールと、働けなくなって困ったときにもらえるお金をテーマに、働き女子の皆様にお伝えしていきます。第1回は、上司の度重なる「そろそろ結婚したら?」発言にブルーになるA子さんへの対処法をお伝えします。

上司は心配しているようだが……

 今年30歳を迎えるA子さん。入社して5年が過ぎ、仕事もかなり信頼して任されるようになってきました。給与も仕事内容も、それなりに満足しているものの、ひとつだけA子さんを憂鬱にさせる出来事があります。

 それは、女性の上司が「そろそろ結婚したら?子どもだってほしいでしょう?」と、職場で声をかけてくること。その上司は、同郷の出身で、年齢もA子さんの親と近いことから、どうもA子さんのことが心配な様子。

 「特に予定はありません」と答えると、「それじゃ、親御さんだって心配よ」と困った顔をされ、それがまたストレスに感じます。

 顔を合わせるたびに「そろそろ……」と言われると、結婚をしない自分のままではいけないのだろうか?と、不完全な人間のように思えて、気持ちがだんだんとブルーになってくるのでした。

 もし、あなたがA子さんだったら、どのようなアクションを取りますか?そのまま、我慢し続けますか?

どんなケースがセクハラに当たるの?

 たとえ心配してA子さんに言っていたとしても、そうした上司の発言はセクシュアル・ハラスメント(セクハラ)にあたる可能性があります。

 セクハラとは、簡単にいうと、相手の意に反する性的な嫌がらせをいいます。たとえば、男性上司が女性部下の意に反して、身体を不必要に触ったり、デートへ執拗に誘ったりする行動は、明らかなセクハラにあたります。

 しかし、A子さんのケースように、言葉だけによる、しかも同性同士によるセクハラもあり得るのです。2014年7月より、男女雇用機会均等法の指針が改正され、職場におけるセクハラには、同性に対するものも含まれることが明示されました。

 性的な言動があっても、その感じ方は、男女によっても、また個人によっても様々。セクハラでは、受け手の感じ方が尊重されます。

 だからこそ、A子さんの上司のように、決して嫌がらせのつもりでなくとも、何気ない発言が繰り返されることで、相手の心を深く傷つけ、セクハラになることがあるのです。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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