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働きママの新常識:仕事を辞めてはいけない

2014年5月12日

小室淑恵さんが説く! 「逆転」仕事術 その1

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 キレイも! キャリアも! ハッピーも!――。日経グループは、働く女性のための総合イベント「WOMAN EXPO TOKYO 2014」を5月24日(土)~25日(日)、東京ミッドタウンで開催。すべての女性のために役立つ情報を、講演、セミナー、トークショー、展示などリアルの場で提供します。それを記念し、同イベントのゲストの一人であり、先日ベストマザー賞を受賞された小室淑恵さんが説く働きママの「逆転」仕事術について紹介します。

<これまでの常識>
「仕事と育児の両立」なんて、結局は
中途半端。退職するのが子どものため。

<逆転の常識>
家族と自分のために、とにかく辞めてはいけない。

小室淑恵さん
ワーク・ライフバランス代表取締役社長。著書に『なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰るチーム術』(日本能率協会マネジメントセンター)、『子育てがプラスを生む「逆転」仕事術 産休・復帰・両立、すべてが不安なあなたへ』(朝日新聞出版)など多数。来たる5月24日(土)10:00~10:50にWOMAN EXPO TOKYO 2014(東京ミッドタウンホール)の特別セッションに登場する(事前登録はこちら)。

 今、出産年齢を迎えている女性たちの多くは、専業主婦の母親に育てられました。自分が小さい頃のことを思い出し、自分も出産を機に会社を辞めて専業主婦になることを考えたり、子どもが小さいうちは家にいてあげて、何年か後に再就職したほうがいいのかなと迷ったりする人も、少なからずいることでしょう。でも、あなたが今働いているなら、ぜひ両立の道を選んでみてください。

 理由は3つあります。

(1)再就職への道のりは険しい

 もっとも大きな理由は、残念ながら日本ではまだ、小さい子どもを抱えた女性が仕事をしようと後から考えても、再就職できる環境が整っていないことです。

 保育園への申し込みは保護者の就業先が決まっていることが前提です。しかし多くの企業は、子どもの預け先が決まっている人を採用します。仕事が決まっていないと子どもを保育園に預けられない、仕事を得るには子どもの保育園が決まっていないといけない。仕事と保育園の関係は、まるで鶏と卵です。面接の時だけ一時保育やベビーシッターを利用することもできますが、多額の費用がかかります。

 求職中であることを申告すれば期限付きで子どもを預かってくれる自治体はあります。「マザーズハローワーク」は厚生労働省が設置した、子育て中の母親の就職を支援するための機関です。しかし、とくに東京都や名古屋市のような待機児童が多い大都市圏では、求職中の人の入園は難しいでしょう。

 結果としてブランクが長くなれば、仕事で培ったスキルが低下したり、実際のスキルの低下以上に「もう世の中の動きについていけない」と自信を失ったりして、仕事復帰の意志が弱くなってしまいます。

(2)教育費が足りなくなる

 家計のことを考えても、退職は得策とはいえません。

 子どもが幼いうちは、保育料やベビーシッター代が高くつくと、何のために働いているのか、と思うこともあるかもしれません。しかし、保育料は子どもが年齢を重ねるごとに安くなるので、長い目で見れば、妻が働くことで生じる出費はそれほど多くありません。

 一方で、子どもが高校や大学に進む頃はもっとも教育費がかかりますが、そのときに夫の給与だけでその費用をまかなえるでしょうか。公立の小中高校と国立大学なら何とかなっても、子どもが私立を希望したら、留学したいと言い出したら……。そのときの選択肢はなるべく広く持たせてあげたいですよね。長期的視点で考えれば、夫婦で仕事を継続する必要性を痛感するでしょう。

(3)会社にとっても損失になる

 企業は、入社から10年以内に社員に辞められてしまうと、採用や研修など、あなたの育成にかけた費用を取り戻すことができません。新しい人を雇用するにもコストがかかります。あなたの退職は、会社にとっても大きな損失になります。

 一方で、育休期間中に会社が負担する費用はありません。育休取得者の社会保険料を企業側が負担していたのは、過去の話です。現在は本人、企業双方の負担が免除されています。育成費をかけた人材には、復帰して長く在籍し、成果を上げてもらったほうが得なのです。会社のためにも、むしろ辞めるべきではないことはわかっていただけるでしょう。

 「仕事と育児」をどちらも充実させる具体的な方法は、著書『子育てがプラスを生む「逆転」仕事術』に示してあります。自分が輝くべき場所を自らの手でなくしてしまうなどというもったいないことは、しないでくださいね。

プロフィール
小室淑恵
ワーク・ライフバランス
代表取締役社長

小室淑恵
06年ワーク・ライフバランスを設立。「ワーク・ライフバランス組織診断」や「育児休業者職場復帰支援プログラムarmo(アルモ)」「介護と仕事の両立ナビ」「朝メール.com」などを開発。また携帯電話用サイト「小室淑恵のWLB塾」をリリース。09年よりワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座などを主催、多種多様な価値観が受け入れられる社会を目指して邁進中。プライぺートでは2児の母でもある。

『子育てがプラスを生む「逆転」仕事術』
小室淑恵著/朝日新聞出版/1404円(税込)
「日本人の働き方を変える!」という課題に挑み続ける著者が、ワーキングマザーと予備軍のために書き下ろした1冊。
「産休・育休はブランクではない」「妻の実家の近くに住むな」「原職復帰にこだわるな」「時短勤務は使うな」など従来の常識を覆す仕事術を、自身の体験談とともに伝授する。
「引き継ぎスケジュールとTo Do」「家事・育児ポイント表」など実践に役立つワークシート付き。気になる保育園探しのノウハウも満載。

Amazonで購入する
楽天ブックスで購入する

輝くすべての女性のための総合イベント
「WOMAN EXPO TOKYO 2014」

日時:2014年5月24日(土)~25日(日)
場所:東京ミッドタウン ホールA・Bにて 事前登録すると豪華商品が当たる抽選会に参加できます。
◆詳細はこちらから→ http://expo.nikkeibp.co.jp/woman-expo/

■■ほしいものが見つかる! 手に入る! 変われる! 充実の2日間

<主な講演・セッション>
特別セッション 小谷真生子×小室淑恵×眞崎政義
川上未映子トークショー
藤原美智子トークショー
観月ありさ スペシャルトーク
岸谷 香トーク&ライブ

※事前登録者が多数の場合は、抽選もしくは先着順で当選者を決定いたします。

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Profile
小室淑恵
小室淑恵(こむろ よしえ)
株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長。06年、ワーク・ライフバランスを設立。 「ワーク・ライフバランス組織診断」や「育児休業者職場復帰支援プログラムarmo(アルモ)」「介護と仕事の両立ナビ」「朝メール.com」などを開発。また携帯電話用サイト「小室淑恵のWLB塾」をリリース。09年よりワーク・ライフバランスコンサルタント養成講座などを主催、多種多様な価値観が受け入れられる社会を目指して邁進中。消費増税集中点検会合など複数の委員会・公務を兼任。プライぺートでは2児の母でもあり、充実したワークとライフを過ごす活動的な女性として多くの人から支持を得ている。
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