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仕事、恋愛。頑張っても空回りでつらい

2014年5月6日

第31回 自己否定が抜け切れない「美幸」の変革STORY(前編)

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 本日はGW最終日ですね! りょうっぺです、こんにちは! 休みの最終日ってなんだかユウウツになりません? そして次の大型連休を指折り数えてしまう。会社員時代は特にそうだったなぁ(遠い目)。でも、会社を辞めたら、曜日一切関係なく、休日がないという苦痛。どっちもどっち、ということですな(苦笑)。

 今回は、どんなに頑張っても自分を認められず、否定してしまう美幸さん(30代前半・独身)の自己変革STORY。可愛らしくてスタイル良し、しかもずば抜けた頭脳を持つリケジョであるにも関わらず、長年「自分は出来ない」と思い込み、必死に頑張り続けてきた美幸さん。自己否定がベースにあることから、職場の人間関係や恋愛面などで非常にしんどい思いをされてきました。
 その苦悩と解放への道のりを前編、後編の2週に分けてご紹介いたします!

●どんなに頑張っても、自分は出来ないと思ってしまう……

美幸:物心ついたときから、自分はダメな人間だと思っていて、すごく自分が嫌いでした。
 その思いがベースにあるので、これまでの人生、仕事や恋愛などの面で苦労しまして。体を壊したりしましたね。

りょ:自分はダメだ、出来ないと思うと余計に頑張っちゃいません?

美幸:そうなんですよ! 人から認められたいという思いもありましたし、何より私自身が自分のことを認められないので、必要以上に頑張り過ぎてしまいました。

 大学4年のときに、病院の研究室に推薦で学びに行かせてもらっていたことがありまして。私の前年に行っていた先輩が、結構評判が悪かったので、私は大学のためにも高評価を上げないと!と気負ってしまい、病んでしまいました。

りょ:え? 美幸ちゃん、病院の研究室に推薦で派遣されてたこと自体が、まずスゴイんですが。美幸ちゃんってもしかして理系?

美幸:はい、理系です。理学部で生物学を学んでました。

りょ:なぬ~! 今注目のリケジョじゃないですか。

美幸:もはや、ですけどね(苦笑)。大学の看板を背負い過ぎたことから自分を追い込んでしまい、研究室に通うのが苦痛になってしまいました。研究室に行くふりをして図書館に逃げるとか、ちょいちょい休んでましたね。
 最後のころには過呼吸になってしまい、救急車で運ばれたりもしました。

りょ:そ、そんな~(泣)。それほどまでに自分を追い詰めてしまったのだね。そりゃ息苦しいはずだ。私の場合は、前年の人が評判悪いなら、これ幸いと思うけどね。だって、普通に過ごしてれば、それだけで評価されちゃうから、ある意味やりやすいじゃないですか。

美幸:ですよねー。今となってはそんな風に気楽に捉えられれば良かったんですが、当時はなぜか気張ってしまったんです。
 呼吸の息苦しさが治らないので、いろんな病院を回ったのですが、結局原因がわからず、最終的に心療内科にたどりつきました。
 薬を飲むほどではなかったのですが、カウンセリングを続けたほうがいいと言われ……。
 「一行日記をつけてみたら?」と言われ、やってみたんです。

りょ:一行日記? 「今日は○○があった」とかそういうのを一行で書く感じかな?

美幸:そうです。今日あった出来事を一行ぐらいで書くんですけど、それがなかなか良かったんですよね。私は、とりあえず「今日は朝起きられた」とか「研究室に行けた」とか、プラスのことを書いていたんですけど、それが精神の落ち着きにもつながりました。

りょ:プラスのことを書くっていいんだね! これまでマイナスばかり考えていたからかしら。

美幸:そうだと思います。ただ、それ以上、気持ちが上向きになることはなかったんですよね。
 というのは、心って目に見えるものじゃないし、なんとなくの世界じゃないですか。
 カウンセリングで話をするだけで、解決するもんじゃないよなー科学的根拠もないし、と思っちゃって。先生のこともイマイチ信用できなくて、それ以上心を開くことができませんでした。

りょ:なるほど。目に見える実証がすべての、科学者のサガでしょうか。頭が働き過ぎちゃったのかなぁ。

美幸:そうかもですねぇ。ひとまず過呼吸の症状は大学卒業とともに研究室を離れられたので、収まったのですが。ただ、根本的には解決できていないので、その後も苦労することとなりました。

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Profile
たちばなりょうこ
たちばなりょうこ(立花良子)
心を描く文筆家(エッセイスト&インタビュアー)。早稲田大学第一文学部卒業後、人材派遣会社で営業や企画を経験。その後、日経ホーム出版社(現・日経BP社)で就職情報誌の編集に携わり、2001年に独立。以来、日経やリクルート系の雑誌編集を行うほか、書籍、Webなどでも執筆。また、「働く人の心の悩み」にも対応するべく、産業カウンセラーの資格も取得。人生ドラマや心模様をよりリアルに、色鮮やかに描くことを得意とし、「幸せに生きるために大切なエッセンス」をその物語に籠めることに力を注ぐ。公式サイトはこちら
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