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あなたは一生ヒラ派? バリバリ出世派?

2014年5月7日

ありたいキャリアのカタチを考えよう

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 終身雇用制度が崩れ始め、誰もが「自分らしい働き方」を模索する時代がやってきました。私たちの働き方はこれからどのように変わっていくのでしょうか? 毎回、ゲストを迎えながら、現代日本を生きる働く女性の未来を考えます。今回はリクルートキャリア特別研究員の海老原嗣生さんに読者へのメッセージについて、話をお聞きしました。

●この人にお話を聞きました
株式会社リクルートキャリア
特別研究員
海老原嗣生さん


えびはら・つぐお/大手メーカーを経てリクルートエージェント(現リクルートキャリア)入社。人事制度設計などに関わった後、リクルートワークス研究所へ出向し、「Works」編集長に。現在、(株)ニッチモ代表取締役。人事・経営誌「HRmics」編集長。主な著書に『雇用の常識 決着版「本当に見えるウソ」』『女子のキャリア』(いずれも筑摩書房)などがある

 もし、日経ウーマンオンラインの読者の皆さんにメッセージを送るとしたら、「今の仕事をがんばりなさい」とお伝えしたいですね。女性が働き続けることの難しさや課題、問題点などやそれに対する私の見解は拙著『女子のキャリア』に詳しく書いてありますからご興味のある方はぜひ手にとってみてください。まじめな女性ほど、「今の職場で課長なんて私には無理」「これから私のキャリアはどうなるの?」と不安を抱えて毎日過ごしている方も多いと思います。目の前の仕事に真摯に取り組んでいれば、一生ヒラ社員かもしれないけれど、それなりの市場価値もつきますし、それなりの年収を得て、仕事とプライベートのバランスも取れる働き方が生まれつつあります。逆に課長で高年収だとその分、扱いに困り、そして、実務離れしているので転職にも弱くなります。

 事務や営業の仕事は、新入社員でも「できる」という評価を得たり、MVPを獲得したりする人がいます。スキルという意味では1、2年で身につくのでしょうが、やはり一つの職種を極め指導や差配などできるようになるには、10年はかかると思いますね。

 例えば経理の仕事の場合、日々の出納業務だけなら2年もたてばそれなりにできるようになるでしょう。ところが決算業務まで経験するようになると、「会計上、この記載の仕方だと問題だ」などと細部まで注意を向けることができるようになり、上司の一言で報告書を作り直したり、体調不良者が出てその業務を肩代わりしたりといったイレギュラーな状況を乗り越える力を身につけるようになっていきます。

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Profile
田中 美和
ライター・キャリアカウンセラー
田中 美和(たなか・みわ)

出版社で女性向けキャリアマガジンを担当後に独立。現在はライター、キャリアカウンセラーとして活動するほか、キャリア女性に仕事を紹介する株式会社Waris(ワリス)を設立し、同社共同代表。/http://waris.co.jp
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