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なぜ人は努力することができないのか?

2014年4月10日

東大ですら努力が不必要な天才はいない

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 「今年こそ○○を頑張ろう」と思い立ったものの少し経つと挫折してしまう人や、何かに取り組みたいと思いつつも「そもそも何をどう頑張ればいいか分からない」といった人は、結構多いのではないでしょうか。そんな方にお伝えしたいのは、「努力にも方法論がある」ということ。この連載では、努力の方法論のほんのさわりを、幼い頃から積み重ねてきた努力により東大を首席で卒業した弁護士の山本真由さんに語っていただきます。

 東大に入学すると、「そもそも頭の出来が違うんでしょう?」「天才は努力の必要がなくて羨ましいわ」というようなことをまわりから言われたりして驚きます。

 私は東大に通って、最終的には法学部を首席で卒業しました。ですが、私は自分のことを「天才」だと思ったことは一度もありません。また、私を含めて、東大においても、努力が不必要な「天才」には、少なくとも、私は出会いませんでした。

 努力をしない人には、みっつのタイプがいます。

 ひとつ目はこれ以上努力をする必要がない(またはそう思っている)人。本当に「努力する必要がない人」というのは、これ以上その才能を高める余地がない完成形の「天才」です。ですが、本当の「天才」なんて、めったにいないのは先ほど書いたとおりです。

 ふたつ目は、努力する必要がないと思っている人。たとえば、ある分野で、一定の評価を残し、それに見合う地位・名誉、お金などを享受できているか、または、自分の人生を半ば諦めてしまったりして、これ以上前に進む必要はないと思っている方々がいます。

 しかし多くの人は、そのどちらでもなく、もうひとつのタイプに分類されるのだと思います。もうひとつのタイプ、それは、そもそも努力をすることが苦手な人です。頭のなかでは、努力したほうが良いとわかっていても、具体的にどうしたらいいのかわからない、その結果、なかなか思うように努力することができないのです。

 この連載は、この人たちに向けて、「努力」の方法論を書いたものです。

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山口真由
山口真由
弁護士。1983年、北海道生まれ。2002年、東京大学法学部に入学。在学中3年生時に司法試験合格。4年生時に国家公務員第I種試験合格。2006年に東京大学法学部を首席で卒業後、財務省に入省し、主に国際課税を含む租税政策に従事する。2009年9月。弁護士登録。現在は企業法務と刑事事件を扱う弁護士として働きながら、テレビ出演などでも活躍。
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