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無気力、無感情のうつ病を1年で克服!

2014年4月8日

第28回 気力も感情も失せてしまった「夏海」の変革STORY(後編)

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 海外に旅立った夫と離れて1週間、一人暮らしの寂しさが身に沁みるりょうっぺです、こんにちは! やたらと友達にメールしまくる、そんな日々でございます。寂しさを食べ物でまぎらわさないよう、気をつけないとあかんです。

 さて今回は、前回に続き、ライターとして活躍する夏海さん(32・独身)のSTORY。夏海さんは、念願の出版社に編集者として転職するも、数年後に思いも寄らぬ部署に異動を命じられ、その理不尽極まりない職場の人間関係により、うつ病が発症してしまいました。
 その後、病をどう克服して、今ある心身の健康や自分らしい働き方を手に入れていったのか、そのプロセスをご紹介します!

●「うつ病」を上司に報告したら、衝撃の言葉が……

夏海:会社に併設されているクリニックで「うつ病」との診断を受け、ショックで立ち上がれなくなりまして……。でも、この件は一刻も早く職場の上司には伝えないといけないと思い、週明けに女性の課長に伝えたんです。

 課長に「お話がありますのでちょっと別室でお願いできますか……?」と伝えると、「何よ、ここで言いなさいよ!」と不機嫌そうで。

りょ:うわ~この職場の女性、みんな当たりがキツイな~。だからこそ、心が病んでしまった、というのもあるが。

夏海:はい~。「でも、混み入った話なので」と再度課長に伝えるとしぶしぶ会議室に移動してくれて、病気のことやしばらく休職したい旨を話したんです。
 そしたら、「え~?? あなたをうつ病に追い込んだのは、一体誰なの? ぶっちゃけて言いなさい!」と言うではありませんか。

りょ:開口一番、それ?? まず、夏海ちゃんの身体や心を気遣う言葉があっていいはずなのに。

夏海:私もひとこと目がそれだったので、ビックリしました(泣)。
 それで、矢継ぎ早に「で、誰のせいなの? リーダーなの?」とグイグイ突っ込まれ。

りょ:あっ自分のせいにされたくないんだ! 自分の職場にうつ病の部下が出たら、管理者としてケアが出来てないとか、会社側から責任が問われるものね。

夏海:まさに、そうなんです。病気の理由が課長のマネジメント不足となると、自身の評価が下がってしまうのでそれを恐れていたんです。

りょ:どんだけ自己保身!? この会社の組織自体に問題がありそうだね。

夏海:ありあり、かと。結局、私は「誰のせいというわけじゃありません。確かに人間関係のストレスはありましたが、もともと私自身が望んでいる仕事ではなかったので、なかなか思うように仕事に付いていけなかったことが原因かと思います……」と言いました。

 そしたら、「ああ、異動してきた当初から、あなたのモチベーションが低かったわけね。なら、あなた自身の問題よね」とぶつぶつ。「とりあえず、私に業務の引き継ぎしてくれる?」と課長に言われ、バタバタと休職する段取りになったのです。

 職場の女性たちには「今日はすみませんが、ランチに行けません」とメールをして、荷物を片付けて、午後からひっそりと休職に入りました。

りょ:なんとも、切ない幕引きですなぁ。職場っていうのは仕事をする場だから、ドライなもんだけど、その職場はあまりにも人としての思いやりが足りないねぇ。

夏海:私にとってはかなり厳しかったですね。外から見ると、なんでも整っていていい会社のように映りますが、実際はみんな自分を守ることで必死の殺伐感が満載で。特に上司たちの自己保身が見え見えで、げんなりしてしまいました。

 そしてガックリとうなだれながら、会社をあとにしたのです。

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Profile
たちばなりょうこ
たちばなりょうこ(立花良子)
心を描く文筆家(エッセイスト&インタビュアー)。早稲田大学第一文学部卒業後、人材派遣会社で営業や企画を経験。その後、日経ホーム出版社(現・日経BP社)で就職情報誌の編集に携わり、2001年に独立。以来、日経やリクルート系の雑誌編集を行うほか、書籍、Webなどでも執筆。また、「働く人の心の悩み」にも対応するべく、産業カウンセラーの資格も取得。人生ドラマや心模様をよりリアルに、色鮮やかに描くことを得意とし、「幸せに生きるために大切なエッセンス」をその物語に籠めることに力を注ぐ。公式サイトはこちら
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