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食のトレンド発掘隊

“大学発の美味しいもの”総まくり

2014年3月20日

ヘルシー弁当から養殖魚専門料理店まで、産学連携がブーム!

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 最近、大学の名前が添えられた食品をよく見かける。大学が、行政や企業と協力して事業展開を行い、新商品を開発したり、レストラン運営を手がけているケースが増えているのだ。また、全国の大学の食に関する研究成果を一同に紹介している「大学は美味しい!!」といったフェアも新宿タカシマヤなどで開催されており、毎回大盛況。大学発ブランドへの注目は熱い。今回はそんな数ある大学発の美味しいものから、選りすぐりをご紹介しよう(※価格は特記がない限り5%税込。4月以降は税率8%に変更になります)。

 まず紹介するのは、進化したコンビニ弁当だ! ミニストップでは、コンビニの客層向けに、今までにない「栄養のバランスに配慮したお弁当」を女子栄養大学と開発。2014年1月28日に「トップバリュ 彩り野菜弁当(黒酢唐揚げ)」として期間限定で販売したところ、特に女性に大好評! 4月8日には第3弾の「トップバリュ 彩り野菜弁当(チキン香味ソース)」(460円)が発売予定だ。

4月8日発売予定の「トップバリュ 彩り野菜弁当(チキン香味ソース)」(460円)。ごはん、野菜、お肉をバランスよく食べられるバリエーションに富んだヘルシー感のあるお弁当。

 内容は、ひじきの風味たっぷりの“麦ひじきごはん”、黒米や押し麦など雑穀のプチプチとした食感が楽しい“黒米入りごはん”、生姜の香りが食欲をそそる“麦ごはん”という3種類のごはん。そして、生換算で1食当り100g以上摂取することができる10種類の野菜。主役の唐揚げは、胡椒風味のたれにじっくり漬け込んだ鶏肉を揚げ、少し酸味のある甘辛たれに葱と生姜を混ぜ込んだ風味と食感の良い香味ソースで仕上げられている。

 「ヘルシー感を訴求しつつも、唐揚げや、野菜のカットサイズを大きめにして噛む回数を多くすることで、お腹も気持ちも満足感を得られるよう考えました」とミニストップ社長室の篠原淳一さん。「食の専門機関である女子栄養大学さんに監修していただけることは、“見た目”“味”“栄養バランス”において大きな価値がある」とのこと。

 4月末には、第4弾として幕の内弁当も予定され、シリーズ化していくとのこと。今後、どんなお弁当が出るか楽しみだ。

 次に紹介するのは、1袋120kcalと女子にうれしいさつまいもの甘納豆「imoshoku」(参考小売価格200円/65g)だ。これは、相模女子大学と茨城県竜ケ崎市の甘納豆メーカー、つかもとが共同で開発したもの。相模女子大学管理栄養学科が研究しているカロリーが砂糖の半分程度という低カロリー甘味料「マルチトール」を使っている。また、同大学の社会マネジメント学科にプロジェクトチームが編成され、若い女性向けの芋甘納豆というコンセプトで市場調査や分析を実施。「小腹を満たすカバンの中の菓子」「手にとってもらうための奇抜なパッケージやネーミング」「低カロリー・栄養豊富・国産で安心」といったキーワードを捻出し、キャッチコピーやプロモーション方法を提案した。

国産の黄色い芋を使った甘納豆。ほかに紫芋の甘納豆もある。「甘味が軽く、あっさりしていて、美味しい」と評判。食物繊維も豊富。鞄に入れやすい大きさのパッケージには、かわいいポップな芋キャラが。

 「学生が自分達の提案を実際の商品につなげていったこのプロジェクトは、実社会に通用するノウハウを身に付けたという自信につながりました」と教育への意義を語ってくださったのは人間社会学部社会マネジメント学科の金森剛教授。相模女子大学ではさらに、来年度の発売を目指し、つかもと、および福島県本宮市のJAみちのく安達と、甘みのあるフルーツトマト「アイコ」を使ったグラッセとコンポートを開発中とのこと。こちらも美味しそう。

 続いては女性向けのお酒! 奈良女子大学理学部では、奈良県産業振興総合センターとともに、微生物制御技術によって、「ナラノヤエザクラ」から清酒用の酵母を分離することに成功。清酒「春鹿」の醸造元、今西清兵衛商店とともにその酵母を使った清酒「奈良の八重桜」を完成させた。ちなみにナラノヤエザクラとは、奈良にある八重桜という意味ではなく、桜の1品種で、4月下旬から5月上旬に開花する小ぶりの淡いピンクの八重桜だ。また、やはり桜の酵母を使うなら、桜色のお酒も造りたいとの思いから、さらに数年かけて赤い色素を造る酵母を奈良女子大学が育種。2013年には今西清兵衛商店が桜色の純米酒「奈良の八重桜 CRYSTAL CHERRY」を完成させた。

2009年5月1日に発表した「奈良の八重桜」(700円税別/300ml)は、同大学創立100周年のプロジェクトとして誕生。アルコール度数14%だが、冷やすと度数の高さを感じにくく、軽やかな酸味と味わい深い甘さで飲みやすい。
「奈良の八重桜 CRYSTAL CHERRY」(750円税別/300ml)。アルコールが8%と低めでロゼワインのようなピンク色に、すっきりと切れの良い甘さで女性にぴったりの日本酒。米と米麹、水、そして酵母のみを原料とした純米酒のため、赤い色を出すのは難しいそう。正倉院に残る宝物をアレンジしたパッケージも美しい。

 「『奈良の八重桜』は酸味があるので、お刺身よりも、バターを使ったイタリアンやアップルパイ、焼きりんごなどが合いますよ」と教えてくれたのは今西清兵衛商店の今西清隆社長。ぜひ足つきのグラスで飲んでほしいそうだ。また、「奈良の八重桜 CRYSTAL CHERRY」は2014年度分はまさに誕生したばかり。2013年度は発売後数日で完売したそうだ。

奈良公園での桜採取風景。ナラノヤエザクラは平安時代中期の『詞花集』にある伊勢大輔の和歌「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に においぬるかな」でも知られる。

 次ページは、予約が取れない養殖魚専門料理店!

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