くつろいだ風情、力まない着姿はこの春夏のメインテーマの1つだ。でも、程よく肩の力を抜くのは結構、難しい。リラックス感のあるニットやTシャツをルーズに着るのではなく、ヌケ感が印象的な着こなしに整えるには、いくつかの注意点がある。だらしなく見えないちょうどいいさじ加減のゆるさ(=エフォートレス)の着地点を見定めておけば、こなれたスタイリングが手に入る。

◆アウターで着こなし全体にこなれ感を出す
[画像のタップで拡大表示]
ニットカーディガン 6000円/ワンピース 4000円/WEEKDAY 2014春夏コレクション
[画像のタップで拡大表示]
コート 1万4500円/ブラウス 4000円/スカート 4000円/WEEKDAY 2014春夏コレクション
[画像のタップで拡大表示]
ボマージャケット 7500円/カーディガン 5000円/ワンピース 3000円/WEEKDAY 2014春夏コレクション

 新イージーの着こなしは、身体の線を拾いすぎない穏やかなシルエットが基本になる。スレンダーなボトムスやスポーティーなトップスで都会的なムードを添えるのが、全体をぼんやりさせないポイント。しんなりと身体の線に沿うという点では、カーディガンの右に出る物はない。エフォートレスの良さは、着崩れて見えにくいエレガンスや落ち着きにあるので、だらしない気配は遠ざけたい。ゆる感が強い分、ルーズな着姿に見えないよう、カーディガンを使いながらも、その選び方やコーディネートには手を抜けない。

 パステルピンクのようなやさしい感じを選ぶと、カーデ特有のフォルムとなじませやすい。織り方や風合いで繊細なディテールを印象づければ、ありきたりのカーディガン姿を抜け出せる。同様に、リラックスな風情を醸し出すうえで、コートやブルゾンなどのアウターを肩掛けする手も使える。袖を通さないので、身体の輪郭を包み込む感じになり、穏やかな曲線が生まれる。黒や白のモノトーンでまとめ、ニットルック特有のリラックス感を適度に引き締めると、狙い通りの「きちんと&のどか」なムードに整えられる。