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1日15分は日光浴びビタミンD不足対策を

2014年2月21日

過度の美白対策はビタミンD不足を招く!?

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ビタミンD不足にご用心!

 あなたは、1日に何分くらい太陽の光を浴びていますか? 朝、通勤で駅まで歩く時間、取引先まで歩く時間。会社からは一歩も外に出ないで気づくと暗くなっていた、なんていうことはないでしょうか。今、紫外線の害が知られるようになって、特に美白に気を配る女性の皆さんは紫外線を避け、なるべく日光を浴びないようにしているでしょう。「絶対に好んで日なたになんか行かない!」と思う人も多いかもしれません。

1日15分の日光浴ウォーキングは、ビタミンD対策だけでなくサーカディアンリズムを整えるうえでも重要。

 じつは、そんな女性の3分の1くらいの人はビタミンDが不足しているといわれています。ビタミンDは紫外線の刺激によって体内で合成されるのですが、美白のための紫外線対策によって、必要な刺激まで遮っているのではないかと考えられます。

 ビタミンDは体内で、丈夫な骨をつくるのに欠かせない重要な働きをしていて、不足すると、将来、骨粗鬆症(骨密度が低下して、骨折しやすくなる病気)になるリスクが高くなります。太ももの骨の付け根を骨折した患者は健康な人に比べてビタミンDの血中濃度が低く、3分の2は欠乏状態だったという報告もあります。実際、高齢化と共に骨粗鬆症は急増し、現在日本には1280万人の患者がいると推定されています。80歳を過ぎると2人に1人が骨粗鬆症という深刻な問題になっています。

 骨粗鬆症の予防のために積極的にカルシウムを摂取しても、ビタミンDが不足していてはカルシウムが骨に吸収されません。

 それだけではありません。最近の研究によって、ビタミンDには免疫力を高める作用やうつ予防、ダイエットに役立つなどさまざまなはたらきがあることがわかってきました。ですから、不足すると、がんにもなりやすい、うつ病にもなりやすい、感染症や自己免疫疾患にもかかりやすいというように、さまざまな問題を引き起こします。特に風邪をひきやすい人はビタミンDが不足している可能性が高いので、意識してビタミンDをとる必要があります。

 食品では、青魚や干しシイタケなどにビタミンDが多く含まれています。「そういえば、風邪を引きやすいかも」と気になる人は、これらの食品を積極的に摂るように心がけましょう。ビタミンD不足の背景には魚離れの影響もあるといわれています。肉ばかりでなく、魚もバランスよく食べることが大切です。

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Profile
坪田 一男
坪田 一男(つぼた かずお)
慶應義塾大学医学部教授・慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表。1955年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。ハーバード大学留学、クリニカルフェロー修了。2000年より最先端のアンチエイジング医学を学び、医療界に積極的に導入。現在、日本抗加齢医学会理事長、日本再生医療学会理事、学会誌「アンチエイジング医学」の編集長、慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表などを務める。南青山アイクリニック手術顧問を務め、眼科専門医による安全なレーシック(近視手術)の提供・指導も行う。『ごきげんな人は10年長生きできる』(文藝春秋)など著書多数。http://www.tsubota.ne.jp/
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