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大雪の恐れで今年はホワイトバレンタイン?!

2014年2月13日

16年前にもあった「2週続けての大雪」

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 先週末に大雪が降ったばかりですが、また大雪になる恐れが出ています。

 まず、先週の雪を振り返ってみると、東京の積雪は27センチで1969年3月12日の30センチ以来、45年ぶりの大雪になりました。千葉市の33センチは1966年からの統計史上最深の積雪。熊谷の43センチは、1954年と並んで史上2番目の深さ。仙台の35センチは1936年(41センチ)以来、78年ぶりの大雪になりました。

東京スカイツリーから「45年ぶりの大雪」の眺め。左はスカイツリー東側の千葉県方面、右は隅田川から都心方面。2014年2月9日撮影。

 記録的な大雪になったのは、(1)冷たい空気に覆われていたことと、(2)低気圧の通ったコースと発達具合や進行速度です。

 東京都心では午前1時半の降り始めから雪で、朝5時に気温が0度を下回って以降、夕方6時過ぎにかけての12時間以上がほぼ氷点下でした。細かい雪が朝から徐々に積もっていく中で、低気圧が近づく夕方を迎えたのです。

図1 2月8日午後2時の関東地方の気温分布
昼間の気温は各地とも0度を下回り、厳しい寒さだった。暖かく湿った空気が入り込みにくく、細かい雪が夜中まで降り続いた。(気象庁HPより)

 都心の積雪は、7時 1センチ → 10時 3センチ → 13時 7センチ → 16時 12センチと徐々に増え、夕方から雪や風が強まり、最深積雪27センチを観測したのは夜11時でした。翌9日の午前1時には雪に雨が混じり始めましたが、午前2時半に止むまで、完全に「雨」に変わることはありませんでした。

 関東平野では降り始めや止む前は「雨」のことも多いので、10センチ雪が降ったとしても、積雪は7センチ…など積雪深は降雪量よりも少なくなる傾向ですが、8日は終始雪だったこともあり、予想「降雪量」がそのまま「積雪深」になった珍しいパターンでした。

 雪を降らせた低気圧は、本州付近を覆っていた「冷たい空気の高気圧」に行く手を阻まれ、進行速度が上がりませんでした。西日本では低気圧の東進にともなって順調に雨や雪が止みましたが、関東では降る時間が長引き、大雪につながってしまいました。

図2 2月8日21時の天気図
太平洋側に雪を降らせる「南岸低気圧」は発達の程度や進路によって「雨か雪か」、「量が多いか少ないか」が変わってくる。8日は「冷たい空気の高気圧」によって進行速度が抑えられた上、暖かい空気を関東に送り込めなかったので、関東では雪が降り続いた。(気象庁HPより)

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伊藤みゆき
伊藤みゆき(いとう みゆき)
証券会社社員を経て、気象予報士に。日本テレビ衛星「NNN24」の初代気象キャスターに合格。現在はNHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」気象キャスター。 光文社の雑誌『STORY』などで連載を持つなど、幅広く活動
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