• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

母親との確執に悩み、やがて過食に(後編)

2014年2月19日

満たされない思いから過食に走ったSさんだったが・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 働く女性のメンタルヘルスを考えるこの連載、前回(メンタル相談「母親との確執に悩み、やがて過食に・・」)に引き続き、企業の相談室に勤務するシニア産業カウンセラーKさんの事例を紹介する。Kさんのもとへ通うSさんは母子関係での満たされない思いが原因で、過食に陥り悩んでいた。

 依存症には、過食以外にも女性で多いのは買い物依存症などがあり、男性に多いのがアルコール依存やギャンブル依存などだ。

 いずれも、一瞬でも満足感を得られると、本人も気が付いていない寂しさや空虚な思いが満たされたように感じ、その思いを味わいたくて依存行為は繰り返されることになる。

 Sさんは食べることで満足を得る“過食”に依存していた。

Sさん「大学は親のために入った。今まで親の言うことを聞いたからもういいでしょ」

Kさん「親の言うことを聞いてきたのね」

 Kさんは、Sさんの寂しい気持ち、不安な気持ちを共有し受け止めて肯定し続けた。これまでの自分を認めてもらえることで、徐々にSさんは安定して来た。

 3回目のカウンセリングで、Sさんはアルバイトを始める計画を話してくれたそうだ。今まで自宅に閉じこもっていたSさんは前向きに外と関わりを持とうと考え始めていた。

 体調を聞くと、過食も減ってきたようだった。

 4回目以降のカウンセリングを、Kさんは振り返る。

 「Sさんは、どんどん綺麗になっていきました。ウォーキングを始めてスリムになったし、お化粧もきちんとするようになり、アルバイトも頑張っていましたね」

 本来のSさんは明るくポジティブな女性だった。自分に自信が持てるようになったSさんは、前向きに人間関係を構築できるようになり、アルバイト先でも重宝された。その仕事ぶりと人当たりの良さが功を奏し、Sさんは上司から正社員の誘いを受ける。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

Profile
太田由紀子
太田由紀子
産業カウンセラー。出版社、放送局勤務後、産業カウンセラーの資格を取得。傾聴でカウンセリングを行う。メンタルクリニックの運営にも携わっている。日経ビジネ スオンライン「メンタルリスク最前線」コラム執筆。日経ビジネスムック『課長塾 部下育成の流儀』にも登場。現在は音楽療法も勉強中。
関連キーワードから記事を探す
メンタルヘルスキャリア&スキル

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 12月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 12月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 11月号

一生お金に困らない!お金がどんどん増える本 ミニサイズ新装版

まんがで分かる!やせる食べ方

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ