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母親との確執に悩み、やがて過食に・・

2014年2月12日

親の束縛から解放されたはずなのに、過食に走ったSさんの話

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 「心が疲れた」と感じることは、誰にでもあることです。ただ、その度合いや“症状”は人によって違います。解決のためには、時には「相談」することも有効です。
 この連載では、産業カウンセラーが実際に受けた相談から実際の事例を紹介し、働く女性のメンタルヘルスを考えます。

 今回は、個人でカウンセリングルームを設立、運営する産業カウンセラーKさんの事例を紹介する。

*   *   *   *   *   *

 相談に来たSさんは、26歳の未婚の女性。2人姉妹の妹で、一人暮らしを始めたばかり。仕事はしていなかった。部屋着のような格好で髪はボサボサ、化粧っ気はなく、少しぽっちゃりした女性だった。

 初回のカウンセリングで、Sさんは主に一人暮らしを始めるまでの経緯を話した。

 共働きの両親はいつも忙しかった。子供の意見はあまり聞かずに何でも母親が決めた。小さい頃から、親が引いたラインの上を生きてきた。親が言うとおりの有名私立大学を受験し入学したが、本当は行きたくなかった。

 2年通って、別の大学に編入学した。親に相談せずに、初めて自分で決めた。ずっとやりたかったデザインの勉強を始めたが、親は認めてくれず、母親とそのことで喧嘩した。

 貯金があったので、一人暮らしを始めた。

Sさん「家を出て、一人暮らしを始めたんです」

Kさん「一人暮らしを始めたのね」

Sさん「今まで親の言う通りにしたんだから、もう自由にしてもいいでしょ」

Kさん「自由になりたかったのね」

 今まで言い返すことすらしなかった母親に本音をぶつけたが、母親は受け止めることが出来なかったようだ。もちろんSさんもどうしたらいいかわからなかった。残念ながら、お互い理解することが出来ず、良い方向に向かわなかった。

 「就職はせず、自由な生活を手に入れたと言っていました。でも寂しそうでした。親の束縛から解放され自由になりたかった。そのために一人暮らしを始めたのですが、自由を手に入れても、満たされない思いがSさんにはあったんです」

とKさんは振り返る。

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Profile
太田由紀子
太田由紀子
産業カウンセラー。出版社、放送局勤務後、産業カウンセラーの資格を取得。傾聴でカウンセリングを行う。メンタルクリニックの運営にも携わっている。日経ビジネ スオンライン「メンタルリスク最前線」コラム執筆。日経ビジネスムック『課長塾 部下育成の流儀』にも登場。現在は音楽療法も勉強中。
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