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凛とした女性の心に響く“言葉”に学ぶ

2014年2月15日

ドキュメンタリー「ドストエフスキーと愛に生きる」

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 読書は好きですか? 海外の作品は読みますか? 私は一時期、海外のミステリーばかり読んでいたことがありましたが、日本語に訳してくださる翻訳者に感謝しつつ、翻訳者の知識や感性はきっと内容に影響するのだろうな、と考えたりしていました。

 ロシア文学をドイツ語に翻訳する名翻訳者で、数多くの賞を受賞したスヴェトラーナ・ガイヤー。彼女は、ロシア文学の巨匠・ドストエフスキーの長編作品『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』『悪霊』『未成年』『白痴』を“五頭の象”と呼び、生涯をかけてドイツ語に訳しました。1923年、ウクライナ・キエフで生まれ、スターリン政権下で少女時代を過ごし、ナチス占領下でドイツ軍の通訳者として激動の時代を生き抜いたスヴェトラーナ。84歳の彼女を取材し、その数奇な半生を追ったドキュメンタリー映画「ドストエフスキーと愛に生きる」が公開されます。

「ドストエフスキーと愛に生きる」
2014年2月22日(土)より、渋谷アップリンク、シネマート六本木ほか全国順次公開
配給・宣伝:アップリンク

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/dostoevskii/

 翻訳家歴40年のスヴェトラーナの仕事風景とともに、彼女の静かな暮らしぶりが描かれている本作。ドイツの郊外にある、小さな古いロシア調の彼女の家には、あちらこらちにスヴェトラーナのこだわりがあふれています。選び抜かれた雑貨や、使いやすいように配置されたキッチンからは、彼女の凛とした生き方、そして美しさへのこだわりが感じられます。

料理が得意なスヴェトラーナのキッチンはとても使いやすい。
市場に買い物に行くスヴェトラーナ。

 一切の妥協をせず、研ぎ澄まされた語感と、作家への絶対的な敬意を持って、スヴェトラーナは翻訳作業に打ち込みます。情熱と濃密な時間を翻訳に注ぎ込むスヴェトラーナ。プロフェッショナルな仕事ぶりの彼女は、主婦としても達人で、料理は絶品と評判です。知的なユーモアにあふれるスヴェトラーナの周りには、いつも人が集まってきます。映画の中には、思わずほほ笑んでしまう場面もいくつかあります。

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Profile
清水 久美子
清水 久美子(しみず くみこ)
メーカーでOLとして働きながら、夜は音楽雑誌の編集部でアシスタント業務をこなす。メーカー退職後は、パソコン誌の編集部に就職し、その後フリーライターに。ペット雑誌、医療誌、主婦向け雑誌、タウン誌などで執筆を重ね、最も好きなジャンルであるエンターテインメント、海外ドラマ・映画・音楽の記事を主としたライターへと転向。雑誌「SCREEN」「日経エンタテインメント! 海外ドラマSpecial」や、WEB「日経DUAL」「TVグルーヴ・ドット・コム 清水久美子のライターズ・プレイス」「クランクイン!」などにて執筆中。
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