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威圧的・否定的な人を克服する方法

2014年2月6日

人間関係を克服するベストタイミングとは?

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 こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。

 対人関係のトラブルでも多くご相談をいただく一つが、「威圧的・否定的な人に対する恐怖」です。

 恐怖を感じているとき、恐怖の対象となっているできごとについて、自分の中で順序立てて、整理・処理していくことが大切になります。人は恐怖を感じているときは、「恐怖」という強い感情に飲み込まれてしまうため、その結果、相手に圧倒され、さらにその人間関係を悪くしてしまうことがあります。

 恐怖を感じてしまう人間関係を克服するためにベストのタイミングは、相手に恐怖を感じる前です。相手と離れているときに、自分の反応を客観的に分析し、改善していく必要があるんですね。

 今回は、威圧的・否定的だと感じてしまう人間関係を克服する方法について、恐怖をやわらげる方法とともに、やさしくお伝えしていきたいと思います。

1■「恐怖を自分で創り出してしまっているかもしれない」と分析する

 過去に人間関係で怖い経験をしたことがある人は、実際には相手の態度や反応が、実際は威圧的・否定的ではなく、一般的なことだったとしても、相手の態度や言葉に「また否定された!」と過剰反応してしまうことがあります。

 私のところへ相談にいらっしゃった方で、「会社での人間関係が怖くて仕方ないです……」という方がいらっしゃいました。

 この相談者の女性の場合、特に会社でのディスカッションやミーティング、上司との1対1のやりとりの中で、相手に威圧感を感じ、怯えてコミュニケーションがとれないということが起きていました。

 改めて、その状況を検証してみると、客観的には次のような状況であることがわかってきました。

*上司は相談者の女性に対してだけではなく、会社の誰に対してでも、仕事中のトラブルやミスに関して、厳しく指摘していた。その反面、仕事がうまくいったときの喜びの感情も大きく、部下思いの面もあった。

*ミーティングやディスカッションでは、チームのメンバーが互いに真剣に意見をぶつけあうので、時には言葉も荒く、否定的・過激な討論になる場面もあった。

*チームのメンバーも上司も、常に威圧的・否定的なのではなく、日常の業務の場では、挨拶も交わし、普通の状態だった。相談者の女性が無視されたり否定されることはなかった。和やかに接する時間もあった。

 このように、実際に職場で起きていたできごとを客観的に分析してみた結果、相談者の女性が感じていた「威圧された、否定された」ということは、決して100%の真実ではなく、

●チームのメンバーや上司が仕事に集中して、真剣だったために起きた、二次的なこと

●「常に威圧・否定的なやりとり」が起きているのではなく、そのときの場面や状況によって、起きても不自然ではないこと

●相談者の女性が、チームのメンバーや上司、それぞれが持っている感情表現のうち、一側面だけを見ていたこと

 ということがわかります。そして、相談者の女性の職場には、これらの状況を受けいれている同僚もいました。

 けれども、相談者の女性にとっては、過去の苦しい経験の影響があったために、職場でのこれらのできことが記憶の中で結びつき、「私はまた否定された」「また威圧されている」と、恐怖を自分自身で繰り返し大きくしてしまっていたのです。

 過去の心の傷が癒えていないことで、このように「現実をそのまま見ることなく、必要以上に被害者になってしまうこと」が起きてしまうんですね。

 もうひとつ、別の例を挙げてみます。日常生活のちょっとしたできごとでも「必要以上の恐怖」を創ってしまうことがあります。

 たとえば、駅の改札で、サラリーマンの男性が急いでいて、「ちょっとどいてよ」と怖い顔をしながら自分の横を走っていったとします。

 その男性は、「自分が遅刻するかもしれない」と思い、焦っていたため、けわしい顔で、イライラしていたかもしれません。

 大切なことですが、これは自分のせいではないんですね。

 けれども、過去の怖かった経験が癒えていないと、「あ!また威圧された!どうしよう、また否定された」と、自分のせいにしてしまうため、被害者意識を強めてしまうのです。

 こういった場合は、「自分の思い込みで現実や相手を見ていないかどうか?」をきちんと考えてみましょう。

 できごとを観察することで、「客観的な事実」と「自分の思い込み」を切り分けられ、「本当は相手が自分を威圧していたわけではなかった」と、少しずつ安心を得られるようになり、心が楽になっていくことでしょう。

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Profile
斎藤芳乃
斎藤芳乃(さいとう・よしの)
マリアージュカウンセラー。女性の恋愛・結婚の問題を解決する心の花嫁学校マリアージュスクール主宰。「自尊心」の大切さを訴え、女性の不幸の根本的な原因を解放し、潜在意識を使って現実を変化させる心の専門家として活躍中。これまでに延べ2000人以上の女性の恋愛・結婚にまつわる悩みを解決した実績を持つ。公式サイト⇒こちら
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