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メンタル相談「ミスで周囲に迷惑かけてうつに」

2014年1月31日

自己肯定感が低く、いい人を演じてしまうMさん、その結果・・・

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 「心が疲れた」と感じることは、誰にでもあることです。ただ、その度合いや“症状”は人によって違います。解決のためには、時には「相談」することも有効です。
 この連載では、産業カウンセラーが実際に受けた相談から実際の事例を紹介し、働く女性のメンタルヘルスを考えます。

 産業カウンセラーの資格取得後、さらに勉強・研鑽を積み試験に合格すると、シニア産業カウンセラーの資格が取得できる。今回は、企業の相談室に勤務するシニア産業カウンセラーHさんの事例を紹介する。

*   *   *   *   *   *

 相談者Mさんは26歳の未婚女性。一人っ子で両親と一緒に住んでいる。身なりはいつもきちんとし、おっとりしたお嬢様という印象の女性だ。

 Mさんは、大学卒業後、4年前に商社の総合職として入社した。しかし、入社後配属された部署での職務は事務職だった。人当たりのいいMさんは、その性格と真面目で緻密な仕事ぶりを買われ、2年後に営業の部署に異動になる。

 初めての営業職に慣れず不安になったが、周囲の人には今までと変わらずにこやかに接していたようで、その変化に気が付く人はいなかったようだ。

 半年程過ぎた頃、Mさんのミスが原因で顧客とのトラブルが発生した。

 上司や同僚がそのトラブル処理のために奔走した。Mさんのミスはそんなに大きなものではなかったのだが、周囲がMさんのフォローで忙しくなった。

 そのことをきっかけに、頭痛が起こるようになり、気分が落ち込み、やる気が出なくなるなどの症状が出て会社を休みがちになる。

 現在は休職中のMさんだが、復職のために月に一度相談室を訪れる。

 Mさんの初回の面談の様子を、Hさんはこう語る。

 「とてもお洒落でかわいらしい女性でした。ネイルもきちんとしスタイリッシュな感じですね。話をする時も、目を合わせて一つずつ丁寧に答える。カウンセラーの私にも気配りして、とても悩みを抱えて休職している人には見えませんでした」

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Profile
太田由紀子
太田由紀子
産業カウンセラー。出版社、放送局勤務後、産業カウンセラーの資格を取得。傾聴でカウンセリングを行う。メンタルクリニックの運営にも携わっている。日経ビジネ スオンライン「メンタルリスク最前線」コラム執筆。日経ビジネスムック『課長塾 部下育成の流儀』にも登場。現在は音楽療法も勉強中。
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