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「7つの習慣」実践講座

他人のせいにしなくなったら楽になった(2/3)

2014年2月7日

「まわりに流されているだけ」の自分から変われた理由は?

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Case2――茅根舞さんの場合

プロフィール
 現在27歳。「7つの習慣J」(『7つの習慣』の内容をもとに、日本の小・中・高校生向けにアレンジ・開発した人間性教育プログラム)を導入する学習塾「ITTO個別指導学院 早稲田校」で副教室長を務めている。「7つの習慣J」ファシリテーター認定を受ける。入社2年目。独身。

――茅根さんが「7つの習慣」と出会ったのはいつですか?

 大学時代、現在の勤務先の系列校で講師のアルバイトをしていました。そこでも「7つの習慣J」を導入していたので、講師会などの研修を通じて「7つの習慣」を学びました。最初は少し難しく感じていましたが、例えば仕事の進め方に悩んでいたりすると「終わりを考えてから始めなさい」(第2の習慣)というふうアドバイスを受けたり、塾での仕事のベースにはいつも「7つの習慣」がありました。ですので、少しずつですが「7つの習慣」的な考え方を理解できるようになって、その考え方を元にした行動もできるようになったように思います。

――「7つの習慣」と出会って、茅根さんは大きく変わりましたか?

 いちばん大きかったのは、今まで意識しなかったことを意識するきっかけになったことです。第1の習慣の「主体的である」にしても、「はたして自分はこれまで自覚的に行動してきたのか」と振り返ってみると、決してそうではないな、と。そんなことは、それまで一度も考えたことがありませんでした。

――「第1の習慣」ができていない、ということは、まわりの人からも指摘されたんですか?

 じつは、「茅根さんは、第1の習慣はできてるんじゃない?」と言ってくれる人はいました。おそらくその理由は、自分の状況を他人や環境のせいにするような発言を私があまりしなかったからだと思いますが、実はそれは表面的なもので、「言っても仕方ないし」というどちらかというとあきらめの心境だったように思います。単に「文句も言えずまわりに流されているだけ」で、「じゃあ、今の状況を変えるために自分に何ができるか」という事まではまったく考えが及んでいなかった気がします…って、そんな自分に気づいたのも「7つの習慣」との出会いがきっかけです(笑)。

――茅根さんが、「できていない!」と自覚した「第1の習慣」を身につけるために、どんなことを心がけましたか?

 徐々にですが、なにか困ったことや問題が起こったときは、まずその原因を「自分」に探すようにして、それの解決のために「自分は何かできるのか」と考えるように意識しました。アルバイトとはいえ、講師という仕事はいろんな生徒と接しますから、やっぱり悩みは多くありました。特に男子生徒は難しかったです。むかし、一人どうしてもうまく指導できない生徒がいて、「本人のためにも、担当を変えてほしい」と教室長に訴えたことがありました。でも、それを訴えた日の夜に、「自分の接し方に問題はないのか」とか「ほかに自分ができることがあるんじゃないか」と考えてみると、まだ自分はこれをやってない、あんなことがまだやれるということに気が付きました。それで翌日、「やっぱりこのまま担当させてください」って前言撤回をしました。それから、その生徒との関係がすぐに劇的に変化したわけではありませんが、ほかの生徒に対しても、「第1の習慣」を意識して接しているうちに、「講師として自分がやるべきこと」がだんだん明確になってきて、仕事もどんどん面白くなっていきました。

――でも、卒業と同時にアルバイトも卒業されて、まったく違う会社に就職されたのですよね。

 はい。卒業が近づくにつれ、もっと講師をやりたい! 「7つの習慣」に関わりたい! という気持ちが高まっていたのですが、あくまでアルバイトとしての契約でしたし、苦労してやっと決まった就職先を蹴ってまで、塾講師を続けるという勇気が持てず、結局別の会社にSEとして入社しました。その会社もとてもいい環境でしたし、仕事の楽しさも感じられていたのですが、「自分のやりたい仕事は別にある」という気持ちが捨てきれずに、「7つの習慣」の「自分の人生を変えられるのは自分しかいない」という言葉も頭をよぎるようになったころ、偶然今の会社から誘っていただいて、すぐに転職を決断しました。

――今、「本当にやりたい仕事」をやっていて、いかがですか?

 もう、楽しくて仕方がないです(笑)。もちろん、大変なことも多いですし、お給料も前の会社のほうがよかったのですが(笑)、「7つの習慣J」を教える資格も取って、「自分がやりたい仕事をやっている」という充実感でいっぱいです。指導した生徒たちの変化を感じる瞬間は、たとえそれがどんなに些細なことでも本当にうれしいです。彼らと接しながら、「自分はなにをすべきか」「そのために今なにができるのか」という意識をもって毎日を過ごすなかで、自分自身も成長しているという実感もあります。

――茅根さんが塾の生徒さんたちに対して感じていらっしゃる「自分がやるべきこと」のなかでもっとも重要だと思うのはどういうことですか?

 ひとことで言うと「支えてあげる」ということです。もちろん、学習塾ですから志望校に合格させる、というのは大事なのですが、何のために志望校を目指すのかといえば、彼らが「自分の人生を生きるため」だと思っています。ですから、生徒自身が本当に進みたいと思っている方向をまずは引き出してあげることが大事だと考えています。勉強はあくまでもそこに至るための手段ですから。将来、「自分の人生に責任をもてるような大人」になってほしいと願っているので、そのための準備をサポートするのが私たちの仕事だと思っています。合格実績にやみくもにこだわるのではなくて、生徒それぞれの人生までをフォローする塾でありたいな、と考えています。

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