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寒気到来中!「上空の気温」はどう測る?

2014年1月10日

気球に取り付けられた「ラジオゾンデ」で観測

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 2014年の年明けから、アメリカでは記録的な寒波により中西部や北東部を中心に交通障害が発生するなど大きなニュースになっています。

 日本は比較的穏やかな年明けでしたが、成人の日を含む3連休を前に強い寒気が流れ込んできました。

 寒気の流れ込みが急だったため、9日の夜は関東地方でも大気の状態が不安定になり、雨雲や雪雲が発生。東京でこの冬初めてミゾレではなく「雪」が降り、横浜でも初雪を観測しました(東京の初雪は12月20日で雨に雪が混じる「ミゾレ」でした)。

 1月10日の朝は全国的に冷え込みが強まり、本州の日本海側では大雪になったところがありました。

図1 1月10日朝の最低気温
図2 1月10日朝までの24時間降雪量
10日朝は、全国の気温を測るアメダス地点の8割近くで氷点下まで気温が下がり、新潟県妙高市関山では24時間で最大78センチの降雪。前日は30cmくらいだった積雪が翌日には1mを超えた。(気象庁HPより)

 このときに、『上空5000m付近に氷点下36度以下の強い寒気が流れ込み…』などと解説されますが、この“上空の気温”はどのようにして測っているのでしょうか?

 実は、気球で観測しているんです。

 気球に取り付けられた「ラジオゾンデ」という機器が、大気中を上昇しながらその場所の気象状況を観測し、電波で地上の観測所にデータを送信します。ラジオゾンデの意味は、「ラジオ=無線を利用して・ゾンデ=探るもの」だそうです。

ラジオゾンデの飛揚風景とラジオゾンデ
職員の手によって揚げられる気象台もあるが、自動的に揚げられるようになった気象台もある。(気象庁HPより)

 高度約30キロまで上昇すると、気球が破裂して観測が終了となり、ラジオゾンデはパラシュートで地上に落下します。

 このシステムで世界中同時に気温や風などが観測されていて、日本時間だと、朝9時と夜9時です。

 日本では16か所の観測所と南極でデータがとられています。

図3
ラジオゾンデによる高層気象観測網。(気象庁HPより)

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Profile
伊藤みゆき
伊藤みゆき(いとう みゆき)
証券会社社員を経て、気象予報士に。日本テレビ衛星「NNN24」の初代気象キャスターに合格。現在はNHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」気象キャスター。 光文社の雑誌『STORY』などで連載を持つなど、幅広く活動
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