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こころのトリセツ

心理カウンセラーが語る「SOSの気づき方」

2014年1月27日

自分の「うつサイン」に早く気づくためには?

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 陸上自衛隊初の心理幹部として、衛生科隊員たちへのメンタルヘルス教育や、自殺防止、カウンセリングなどを行う下園壮太さん。自衛隊員はときに過酷な任務で極限の心理状態に置かれることがありますが、それをコントロールしたり、メンテナンスする方法を教えたりするのが心理幹部の役割です。こうした自衛隊でのノウハウは、普通の生活をしている人のメンタルマネジメントにも、大いに役立つそうです。5回にわたって、仕事やプライベートの人間関係から婚活まで、働き女子ならではの悩みに答えてもらったこのコーナー、今回が最終回です。(聞き手は、下園さんの最新刊『自分のこころのトリセツ』共著者でライターの柳本操さん)

☆  ★  ☆  ★  ☆

──下園先生は、心理カウンセラーという仕事というご自身の仕事について、どのように思っていらっしゃるのですか?

下園:心理カウンセラーは、いろんな意味でいい仕事だなぁと思っています。

撮影:高木あつ子(以下同)

 今は生きにくい時代で、気持ちの整理が必要な時代です。かつては、誰かを支援するときにはお金の支援が非常に有効でしたが、今はお金もさることながら、心の支援が必要になる局面がたくさん起こります。そして、以前は身の周りで支え合うことができたコミュニティーも、今は欠落しています。その欠落した部分をサポートする私の仕事は、非常に感謝される仕事でもあります。もちろん、上手にカウンセリングをしないと、その感謝をいただくことはできません。

 また、僕自身、心にすごく興味があるんです。カウンセリングをしながら常に「人はこういうことに悩むんだ」と発見と探求をくり返しています。クライアントごとに抱えている物語は異なり、人間の奥深さに、「ははぁ、そう来たか!」といつも感心させられています。

──人の悩みを受け止めるということで、先生ご自身が負の感情に引っ張られてしまうことはないのでしょうか。

下園:僕自身、10年ほど前にうつ状態になって、1カ月間休んだことがあります。

 その経験があるからこそ自分にブレーキをかけることができるし、極論として、もしクライアントが命を落としても「それは仕方がなかった」と受け止めることができます。そうやって切り離して考えることができない人は、「死にたい」などと言われるとあわてて、夜も眠れなくなる。僕なんて、しょっちゅう「死にたい」という話を聞いていますから、「死にたくなってしまったの?」と、一定の距離を取りながら受け止めることができます。その距離感が、この仕事に楽しんで取り組むことができるかどうかの重要なポイントかもしれません。相手と距離感を保てないと、カウンセリングは難しいのです。

──仕事は、そうやってどこかおもしろがることができる部分がないと、疲れますね。

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