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こころのトリセツ

心のトリセツ:感情をコントロールするには

2014年1月13日

人はピンチを一人で乗り越えられるように作られてはいない

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 陸上自衛隊初の心理幹部として、衛生科隊員たちへのメンタルヘルス教育や、自殺防止、カウンセリングなどを行う下園壮太さん。自衛隊員はときに過酷な任務で極限の心理状態に置かれることがありますが、それをコントロールしたり、メンテナンスする方法を教えたりするのが心理幹部の役割です。こうした自衛隊でのノウハウは、普通の生活をしている人のメンタルマネジメントにも、大いに役立つそうです。5回にわたって、仕事やプライベートの人間関係から婚活まで、働き女子ならではの悩みに答えてもらうこのコーナー、今回は3回目です。(聞き手は、下園さんの最新刊『自分のこころのトリセツ』共著者でライターの柳本操さん)

☆  ★  ☆  ★  ☆

──読者の中には、部下を叱らなくてはいけない立場にあり、上司もいるという、なかなか難しい立ち位置の女性もいます。部下を叱ってもうまく伝わらず、叱った自分が落ち込んでしまう人もいるようです。

下園:これは叱らなくては、と思うときがありますね。『自分のこころのトリセツ』の中でも解説していますが、怒りというのは最もコントロールが難しい感情なのです。

撮影:高木あつ子(以下同)

 原始の時代を想像してみてください。「原始人モード」でとらえると、怒りは、猛獣が襲いかかってきたときに瞬時に「何をする!」と相手に反撃するための感情です。カッとした瞬間に行動に移っている必要があり、「自分に勝ち目はあるか?」などと冷静に考えていては命を守ることができません。だから、怒っているときは「自分は正しい」と思い込んでいて、コントロール不能になり過剰に怒ってしまうことが多いのです。

──怒るときは夢中でも、そのあと後悔するんですよね。

下園:怒った反動で、自責感が出るんですね。それに、こちらが怒りを発すると相手も本能的に防御態勢に入ります。わーっと言い返されて余計に腹が立ったり、部下がしょんぼりしたりするのを見て、「言いすぎた。萎縮させてしまったかも」と落ち込むこともよくあると思います。

 部下を指導するときに大事なのは「伝え方」です。伝えたいことに対して、怒りの感情をなるべく混ぜないで指導することが大切です。しかし、怒りが発動しているときには、「絶対この怒りを伝えてやる!」という衝動性が高まっています。さらには、疲れていてエネルギーが低下しているときは、怒りを表現することで一瞬、自信を回復したような気になるので、感情は「怒れ、怒れ」とそそのかしてくるのです。

──先生は、職場ではどのように対処されているのですか?

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