こんにちは。マリアージュカウンセラーの斎藤芳乃です。
いよいよ今年も終わりに近づいてきました。今年一年、どんな年になりましたか?
良いことは継続しながら、悪いことは改善していきたいですね。
そのためにも、口癖を変えることで、人生を劇的に変えていきましょう。
口癖が変わると、考え方が変わっていき、次に心の持ち方が変わっていき、習慣や環境の変化が起きるようになります。
今回は、人生を幸せにするための3つの魔法の言葉をお伝えしていきたいと思います。
○自分の心を平穏に戻してくれる「邪魔しないで!」という言葉
やりたいことがあるのに、心の中で「どうせダメだろう」と思ってしまい、取りかかることができない……。
何かをしようとするとき、過去に自分を否定した人の言葉がどうしても気になって何もできなってしまう……。
この例のように、私たちが意欲を持って、何かを実行しようとした際、スムーズに始められなかったり、自分を否定してしまったりする場合、「過去、誰かに言われた否定的な意見」を自分の中で繰り返している状態になっています。
「どうせやったって無駄だよ……」と自分のことを揶揄してしまうとしたら、頭の中では、例えば、過去に母親に言われた「あなたなんかやったってダメに決まっているわ!」という言葉が自動的に再生されているのです。
その理由は、私たちの脳が「過去のできごとを参考にして自分の未来を予測する」という性質を持っているからなんですね。
そして特に、大好きな親や、片思いの人など、「大切だ、重要だ、と思っている人から言われた意見」を脳は、その内容に関係なく重要だと捉えていて、繰り返し再生しているのです。
もしも親が肯定的な価値観を持って意見してくれていたとしたら、「できるよ!」とか「○○ちゃんのことを信じているわ!」というように、ポジティブな言葉を思い出すことができるようになります。
けれども、もしも親が否定的な意見を持っていた人の場合、「どうせダメに決まってるでしょ!」「どうせまだやったって無駄よ!」というような、制限される言葉に引っ張られてしまうようになるのです。
その結果、新しいことに取りかかったときなど、母親から酷く否定されて傷ついた言葉が無意識に再生されてしまい、それによって、せっかくの意欲が打ち消されてしまうのです。
このように、私たちは、無意識に自分が愛する人から言われた言葉に支配されてしまうんですね。
自分ではそんなに重要ではないと思っていたとしても、繊細な心は、愛する人から伝えられた情報を、とても大切に自分の心の中で採用し続けてしまうのです。
だからこそ、もしあなたが何かするときに、否定的な言葉を思い浮かべてしまうことがあるとしたら、それは、過去に愛する人から傷つけられた言葉が原因だということに気づいてあげることが大切です。
そして、頭の中で思い浮かぶ否定的な言葉に対して、「邪魔しないで!」と言葉にして拒否してみましょう。
どんなに愛する人の言葉であったとしても、自分を否定する・傷つく言葉なのであれば、あなたの人生の足かせになってしまうだけです。
あなたがしっかりと、過去にあなたを傷つけた人から自分を守れるようになるとき、あなたの人生は、決して否定的なものではなく、希望や可能性に開いた未来にすることができます。
あなたが「やりたい」と思っていることを、自由にできる人生にしていくことができます。もう一度、過去に支配されず、あなたの人生をあなたのものにしていきましょう。