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働き女子のための法律相談所

法律相談所「試用期間だけで“解雇”に…」

2013年12月17日

試用期間満了後に「引き継ぎで1カ月出勤」は必要?

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 お金のこと、人間関係…。働いていると、困ること、迷うことはたくさんあります。では、法律的にはどうなのでしょうか。働き女子に起こりうる「こんなとき、どうしたらいいの?」に、敏腕弁護士が答えます! 今回のテーマは「試用期間」です。

Question
 先日、「期待していたのとちょっと違う」とのことで、6カ月間の試用期間満了で雇用契約を継続できませんでした。しかも、試用期間は終了したのに、翌月1カ月だけ引き継ぎのために出勤してくれと言われました。確かに試用期間ではありますが、ちょっと違ったなんて理由では納得いきません。引き継ぎのために1カ月通うのも…。
 そもそもこんな簡単な理由で契約解除できるのでしょうか?また、1カ月間、引き継ぎのために出勤する必要はあるのでしょうか。教えてください。

 Answer

 なんだかいいように会社に利用されている!と思いたくなってしまうような対応ですね。試用期間満了にもかかわらず、引き継ぎのために1カ月は出勤してくれ、そして1カ月後には辞めてくれって、会社にとっては都合がいいですけど、言われた側からするとたまったものじゃないですね。

 では、そもそも試用期間とはなんでしょうか。よく耳にする言葉ではありますが、法的にはどういう意味になるのでしょうか。私は、学生時代には時給が低くなるアルバイト期間くらいにしか思っていませんでしたが、実は法律的にも意味があったのです。

 裁判所は、試用期間について、「解約権留保付労働契約」と解釈しています。これはどういうことかというと、解約権、つまり労働契約を解約できる権利が企業に残っている状態で締結する労働契約という意味です。

 そうすると試用期間中であれば企業は簡単に労働契約を解約(解雇)できることになりそうですね。

 ところが裁判所は、「通常の解雇よりは広く認められるが、まったくの無制限ではなく、解約権を行使することが客観的にみて相当でなければならない」と、意外と厳しく判断しているのです。実際の紛争では、会社経営者の中に「試用期間中だったら解雇しても大丈夫だと思っていた」という人が少なくないですから、注意してもらいたいところです。

 では、今回のように「期待していたのとちょっと違う」という理由で、留保していた解約できる権利を使うことは許されるのでしょうか。

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