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そして事件が。ひとり職場で戦ったMさんの例

2013年12月18日

実力を認められ、期待されて行った職場で…(後半)

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 キャリアを認められ、新しい職場に異動したMさん。しかしその職場は、のびのびと実力を発揮できる場ではなかった…。
*前半は ⇒ こちら

 ある日、営業部門全社員に一斉メールが流れた。それは「Mさんは、いつも自分勝手にお客様対応するので、お客様も自分もとても迷惑している」という内容で、一方的にMさんを非難するメールだった。差出人は、Mさんの担当SEだった。

 明らかな嫌がらせメールに驚いたMさんは、担当SE本人に「そう思っていたのならどうして自分に直接言ってくれないのか」と尋ねた。しかし納得のいく返事はなかった。

 Mさんは困惑し、部署長に自ら釈明したが、この問題は大きくなり、Mさんは社内で事情聴取された。Mさんの周囲の社員たちは関わりたくないようで、何のコメントもなく皆見て見ないふりだった。

 この事件は派遣元にも連絡が行き、Mさんは派遣元の上司から呼び出された。理不尽な思いを話したMさんに、上司はこう言った。

 「派遣なんだから、こっちが折れないとダメじゃない」

 キャリアを買われて行ったはずだった。信頼し尊敬していた上司にぜひと言われて行ったはずだったのに、守ってくれるはずの派遣元が、守ってくれない。

 自分を守ってくれる人が誰もいない。

 「上司の言葉はショックが大きかったようです。入るきっかけも上司に騙されたような入り方ですし、でも、最後の砦で守ってくれると思っていたのに守ってもらえずに、派遣先をかばうような発言をされたのですから! この言葉でMさんは気力もなくなり崩れてしまった。担当SEに嫌がらせをされるよりも、身内に裏切られたことのほうが、Mさんにはショックだったはずです」

 体調を聞くと、食欲もなく毎日眠れないようだったので、医療機関の受診を勧めた。

 Mさん自身も体調に不安を感じていたため、すぐに病院に行ったようだ。高齢の両親に心配されるのが辛い様子も伺えた。

 Kさんは、Mさんが心配だったので、もう一度だけ面談の約束をした。

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太田由紀子
太田由紀子
産業カウンセラー。出版社、放送局勤務後、産業カウンセラーの資格を取得。傾聴でカウンセリングを行う。メンタルクリニックの運営にも携わっている。日経ビジネ スオンライン「メンタルリスク最前線」コラム執筆。日経ビジネスムック『課長塾 部下育成の流儀』にも登場。現在は音楽療法も勉強中。
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