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営業職女子に注目!

女性営業職への転職

2013年11月25日

女性の営業センスを求める傾向は高まっている

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前回は、女性にとっての営業職の魅力について紹介しました。

今回は、転職事情面から女性営業職について解きほぐしてみます。

人と関わりながらアクティブに仕事をしてみたい。

自分の新しい可能性を見つけてみたい。

ずっと働き続けられるスキルを身につけたい――。

さまざまな理由から営業職へのキャリアチェンジを

思い描いている人のための、ヒントになれば。

営業職を経験して、キャリアの幅を広げる

 人と関わりながらアクティブに仕事をしてみたい。自分の新しい可能性を見つけてみたい。ずっと働き続けられるスキルを身につけたい――。さまざまな理由から営業職へのキャリアチェンジを思い描いてみるものの、一歩を踏み出す勇気が持てない人もいるのではないだろうか。

 実際、転職市場では、女性営業職へのニーズはどれくらいあるのだろう。転職事情に詳しい人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン 田中麻衣さんによると、

「女性営業を求める企業側の声は、以前より増えていると実感しています」

 昨年度と比較すると、求人数が全体で120%以上ほど伸びており、それに伴うかたちで営業職の需要も押し上げられているようだ。

 なかでも女性の営業を求めているのは、女性用商材を扱う業界をはじめ、生命保険、教育、家や車といった“女性が購入の主導権を持つ”商品を扱う企業が多い。特に、活況を呈しているリフォームやマンション販売、保険などは、常に人手が足りない状況だ。最近では、国内車の販売店など、これまであまり女性営業がいなかった場所でも、その姿が目立つようになってきた。

「どちらかというと、個人に対して販売を行なうBtoCビジネスで女性営業を求める声が強いようです。女性の高いコミュニケーション能力やお客さんへのフォローのきめ細やかさ、責任感の強さを評価する声があがっています」(エン・ジャパン 田中さん)。

 意外なところでは、IT業界での需要も高いという。

「システムを構築する時には、別のチームや他社と連携することが多いため、横のつながりや関係性をうまく築くことが重要です。細かいところに気が回り、コミュニケーション力で信頼関係を作り上げていく女性営業へのニーズは非常に高い。特に中小企業やベンチャー企業では、その傾向が強いですね」(エン・ジャパン 田中さん)

 以前に増してヒューマンスキルが重視されている背景を、キャリアカウンセラーの田中美和さんはこう話す。

「市場が成熟し、商品力で差別化することが難しくなってきている分、個人の力に期待する傾向が高まっているのではないでしょうか」

 “何を売るか”よりも、“誰がどんな風に売る”か。「人と人をつなぐコミュニケーションの力」が重視されている今、営業職は、女性が活躍しやすい仕事のひとつだと言えるだろう。

「質問をしたり、相手の話を聞いたりという一般的なコミュニケーションスキルがあれば、十分に力が発揮できると思いますよ。ただし、主体的に動く必要があるため、指示待ちの姿勢だと成果に結びつきにくい。そのあたりの心がまえは持っておきたいですね」(エン・ジャパン 田中さん)

 また、営業職への転身を“キャリアチェンジ”ととらえるのではなく、“新たなスキルを加えてキャリアの幅を広げる”と考えるのも、ひとつの手だ。

「営業を1度でも経験しておくと、現場の視点から新しい提案や発想ができる。キャリアが大きく前進する可能性が高いですし、その先の展開も望みやすい。今の時代、どの会社に入るかよりも、市場で通用する価値をどう身に付けていくかが重要です」(キャリアカウンセラー 田中美和さん)

「求人マーケットを見ると、営業は最も募集の多い職種。現実的に考えても、営業という仕事に目を向けることは、長く働いていく上でもおススメです」(エン・ジャパン 田中さん)

ワーキングマザーの力に期待!

 結婚や出産により、せっかく築いたキャリアが閉ざされてしまうという悩みを抱える女性は多い。しかし、ワーキングマザーのキャリア支援も行う田中美和さんは、「ワーキングマザーの力に期待する会社は増えつつある」と話す。

「ワーキングマザーだけを集めた営業チームを作る会社も出てきており、高い成果を上げています」

 また、エン・ジャパンの取締役、河合恩さんは、その力をこんな風に評する。

「働くママたちは、周りを上手に巻き込みながら仕事をしています。時短で働くため、集中力や生産性が高い人も多い。そんなワーキングマザーのパワーやリーダーシップを期待する声は高まっています」

 女性が長く続けられるようにフレキシブルな勤務体制を整えるなど、企業側も急ピッチで制度の見直しを進めており、“キャリアも家庭もあきらめない”社会の実現に、ますます期待が高まっている。

*      *      *      *      *

 ライフスタイルが変わっても、自分らしくハッピーに働き続ける。そんな未来図のためにも、少し視野を広げて“営業”という働き方に目を向けてみてはどうだろう――。

 次回は、3人の営業女子に密着! 気になるお仕事ぶりとその魅力に迫ります!

この人たちに聞きました
河合 恩
エン・ジャパン 取締役
河合 恩
OL、求人広告営業を経て、2000年よりエン・ジャパンにて派遣会社集合サイト「[en]派遣のお仕事情報」のほか複数のサイト立ち上げを担う。2005年、取締役就任。現在はブランド企画室長として、PR、広報業務のほか、「世界で一番、女性が活躍する会社」にするための社内プロジェクト『WOMenらぼ』の推進にも携わっている。

田中麻衣
エン・ジャパン 中途採用支援事業部
営業企画グループ マネージャー
田中麻衣
2002年、エン・ジャパンに入社。入社後3年間、企業の中途採用を支援する事業部にて、営業の仕事を担当。リーダーとしての経験も持つ。2005年より営業企画へ異動。現在はグループマネージャーとして、十数名のメンバーを育成しながら、営業戦略の立案・実行支援を担う。『WOMenらぼ』の運営も担当。
エン・ジャパン ホームページ/http://www.enjapan.com/

田中美和
ライター・キャリアカウンセラー
田中美和
出版社で女性向けキャリアマガジンを担当後に独立。現在はライター、キャリアカウンセラーとして活動するほか、キャリア女性に仕事を紹介する株式会社Waris(ワリス)を設立し、同社共同代表。ワーキングマザーのキャリア支援を行う。
Waris ホームページ/http://waris.co.jp/

取材・文/西尾英子

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