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相手を批判するときのポイント

2013年10月29日

あなたの望みは何ですか? ~建設的な批判のためのポイントとは

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 前回は、「批判されたとき」の対応法をご紹介しました。今回はその続きと「批判するとき」について考えてみます。

圧倒的な権力者に圧倒的に非難されたとき

 長い人生の間には、圧倒的な権力者に一度や二度は出会う可能性があります。仕事などで、そういう人から非難されると本当にめげてしまいます。中には自殺をする人もいます。強迫神経症になってしまう人もいます。

 社会にとって大変不幸なことですが、そういう権力者は往々にして、圧倒的な認知の誤りのもとに圧倒的に人を非難する、つまりめちゃくちゃなのです。もはや何をかいわんや、という感じですが、被害は甚大です。自分がターゲットにならないことを祈るばかり……。

 といっても、ある日いきなりターゲットになります。なぜならそういう人たちは犠牲者を必要としており、犠牲者を出すことによって自分の権力を確かめているからです。だから極端なことを言えば、対処としては、「あーあ、くじに当たっちゃった!」と考えましょう。

 もっとも、煙のないところに火事はないという言葉の通り、何らかの煙があることもある。その場合は、[焦点化その1]と[焦点化その2]で述べた方法で対処できるでしょう。しかしそれだけでは足りないことも多い。何しろ相手はめちゃくちゃ。どうするか?

 そんなときは、ほっときましょう! そして、自分の物事の処理能力を高めること。ともかく相手を忘れて、戦わずに、自分のポジションにきちんと立っていましょう。それをしていると、不思議なことに、相手は認めてくることがあります。思わぬところから味方が出てくることもあり、ホント、人生って不思議だなあ、と思います。

建設的に相手を批判するための二つのポイント

 今度は、相手を批判する場面を考えてみます。

 批判は、基本的にはしないほうが双方にとって気持ちがいいです。だから批判はお勧めしません。直接的な批判を避けるために、社会的なリソース(警察署、保健所、町内会など)に頼れるときは、それを利用しましょう。

 でも、これだけは批判しなければならないとか、批判したほうが結局双方のためになる、と判断した場合はやむを得ません。その時は、局面をまず段階的に二つに分けて考えましょう。ここでもやはり、焦点化の技術がとても有効です。

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Profile
井上 知子
井上 知子(いのうえ・ともこ)
臨床心理士。親子・対人関係などに関するメンタルサポート団体Joyit 代表。1968年奈良女子大学理学部卒業。京都大学、香川大学に約20年間教員として勤務。1989年京都国際学校副校長。1993年にSTEP勇気づけセンター主催のSTEPリーダー資格を取得し、個人事業所を開設。2002 年から4 年間、佛教大学臨床心理学科、京都文教大学大学院臨床心理学研究科博士前期課程で心理学を学ぶ。Joyit の活動に加え、医療法人社団弘冨会神田東クリニック/MPS センター勤務(臨床心理士)、京都文教大学産業メンタルヘルス研究所(臨床心理士)、大津少年センター(思春期悩み相談臨床心理士)などでも活躍する。著書に『人づきあいがラクになる「心理学の教え」』(日経BP社)がある。
Joyitの連絡先は、Joyit@ma3.seikyou.ne.jp
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