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「警報」に込められた「命を守りたい」思い

2013年8月29日

「特別警報」が8月30日に運用開始

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 気象庁では30日から「特別警報」の運用が始まりました。

 これは、2年前に東日本大震災や台風12号による紀伊半島の大雨などで甚大な被害が出て、「これまでの警報では災害発生の危険性が伝わらないこともある」ことから、逼迫した状態のときに迅速な避難を促すために検討されてきたものです。(気象庁HPへ

 気象に関するものでは、大雨・暴風・高潮・波浪・暴風雪・大雪の6種類です。

特別警報発表基準。気象庁HPより。

 これまでにも「警報」はありましたが、これまでの警報はどのようにして誕生したのでしょう?

 『気象百年史』で、明治時代に初めて警報が出された頃まで遡ってみると、今と変わらぬ「災害を防ぎたい」という気持ちに溢れていたことがわかりました。

 今は大雨や大雪などの警報がありますが、当初は「暴風警報」のみでした。

 むしろ暴風警報を出すために、気象観測が行われていたのです。

 もとは外国人から暴風警報事業を勧められたことから、(1)情報源となる測候所を適正に配置し、(2)一斉に観測した結果を、(3)一定の電報形式にまとめ、(4)電信によって東京気象台に送り、(4)気象台で作成した天気図によって暴風警報を発表するのが目標になりました。

 当時は、暴風で海が荒れ、沿岸や海上で多くの命がなくなっていたのです。

 電報代がかなり高かったので、限られた予算で情報を伝えるために、内容を短くし、3回の観測を1回にまとめて送るように工夫されました。

 札幌から東京に電報が届くには50~60分、近くの沼津からでも10~20分かかったそうです。

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Profile
伊藤みゆき
伊藤みゆき(いとう みゆき)
証券会社社員を経て、気象予報士に。日本テレビ衛星「NNN24」の初代気象キャスターに合格。現在はNHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」気象キャスター。 光文社の雑誌『STORY』などで連載を持つなど、幅広く活動
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