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寝る前のメールチェックは太る!?

2013年8月23日

夜の光と体重の意外な関係

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1時間のネット・ゲームは日光を1時間浴びたのと同じ?

 寝る前にパソコンやスマホでメールチェックをしていると、太りやすくなる――。スタイルに気を使い、寝ている間の美容習慣も欠かさない女性の皆さんにとっては、意外な盲点かもしれません。

 ニューヨークのレンセラー工科大学の照明研究センターの研究によれば、就寝前にバックライトの液晶画面を見続けていると、睡眠や体内時計を司るメラトニンというホルモンの分泌が大幅に抑えられることがわかりました。

就寝前にブルーライトを浴びると体内時計のリズムが狂いやすくなり、体内時計が狂うと、メタボリックシンドロームやがんのリスクも高まる

 僕たちが寝ている間には、脳の松果体(しょうかたい)というところからメラトニンが分泌されています。メラトニンは夜の間は活発に分泌されますが、朝の光が目から入って脳の視交叉上核(しこうさじょうかく)という神経細胞に届くと、分泌はストップされます。そしてストップしてから14~16時間ほどで再び分泌されて眠くなるというサイクルがくり返されていて、これによって体内時計はリズムを刻んでいます。

 同センターの研究では、就寝前に60分間スマホやタブレット端末でインターネットやゲームをした人は日光を60分間浴びたのと同じようにメラトニン分泌が抑えられ、2時間画面を見続けた場合は、さらに大幅に抑えられることもわかりました。

パソコンやスマホ画面から出るブルーライトは健康に影響する

 パソコンの液晶画面やスマホ、LED照明などからは、ブルーライトという、波長が長くエネルギーの高い光が発せられています。最近、このブルーライトと目や全身の健康との関連が注目されるようになってきました。

 自然に沿った生活では、昼間にブルーライトを浴びて「昼です。活動する時間です」というシグナルがもたらされ、夜になって暗くなりブルーライトが注がれなくなると、「夜です。寝る時間です」というシグナルがもたらされます。ところが夜、寝る前にパソコンやスマホでメールチェックをしていると、夜になっても目からブルーライトが入り、脳は昼と勘違いして「覚醒モード」を続けてしまう可能性があるのです。そのため、メラトニン分泌が乱れ、体内時計のリズムも狂いやすくなるというわけです。

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Profile
坪田 一男
坪田 一男(つぼた かずお)
慶應義塾大学医学部教授・慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表。1955年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。ハーバード大学留学、クリニカルフェロー修了。2000年より最先端のアンチエイジング医学を学び、医療界に積極的に導入。現在、日本抗加齢医学会理事長、日本再生医療学会理事、学会誌「アンチエイジング医学」の編集長、慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表などを務める。南青山アイクリニック手術顧問を務め、眼科専門医による安全なレーシック(近視手術)の提供・指導も行う。『ごきげんな人は10年長生きできる』(文藝春秋)など著書多数。http://www.tsubota.ne.jp/
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