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「自己分析」は社会人こそ大事

2013年8月28日

30代以上は情報を多角的に分析して選択すること

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 終身雇用制度が崩れ始め、誰もが「自分らしい働き方」を模索する時代がやってきました。私たちの働き方はこれからどのように変わっていくのでしょうか? 毎回、ゲストを迎えながら、現代日本を生きる働く女性の未来を考えます。このような「過渡期」に、人材コンサルタントの常見陽平さんは「“自己分析”は重要です」と言います。その理由とは…。

●この人にお話を聞きました
人材コンサルタント 常見陽平さん

つねみ・ようへい/新卒でリクルートに入社後、「とらばーゆ」編集部などを経て玩具メーカーに転職し、新卒採用を担当。09年に人材コンサルティング会社クオリティ・オブ・ライフに参加。企業の新卒採用や学生の就職支援のコンサルティングを行う傍ら、講演・執筆にも精力的に取り組む。12年に退職し同社フェローとHR総合調査研究所客員研究員に就任。近著に『女子と就活』(中央公論新社、共著)などがある。http://www.yo-hey.com

 みなさんは学生時代、就職活動の時に“自己分析”をしましたか? 実は、社会人になってからも“自己分析”は重要です。すでにお話しした通り、今は“働き方の過渡期”ですし、女性活用という意味でも“過渡期”になります。キャリアの組み立て方を会社任せにせず、自分で意志を持って切り拓く姿勢が求められます。その時、自分は何が得意で、将来的にどうなりたいのかをきちんと把握しておくことが不可欠になるのです。

 就職活動の自己分析は、学生時代に頑張ったことや、アルバイトやゼミでの経験を踏まえて、自分の強みや志望動機を導きだすものでした。社会人になってからの自己分析は、実際に仕事をする中で見えてくるものですから、よりリアリティーがあります。何歳になっても自分が得意なことは何か、5年後、10年後にどうありたいのか…そうしたことを自分に問い続けてください。

 ところで、未来のキャリアを切り拓く際に忘れないでほしいことがあります。それは、“やりたいことだけで考えない”ということです。もちろん、“やりたいことを大切にする”“好きなことを仕事にする”という姿勢は素晴らしいことですよ。でも、アラサー以上で“やりたいこと”を重視して新しい環境に飛び込んだ結果、低賃金や長時間労働に直面し“こんなはずじゃなかった…”と後悔する人は少なくありません。

 30代以上の転職では様々な情報を集め、多角的に分析したうえで進路を決定してほしいと思います。

 ご自身の未来のキャリアを考える時、“確かな前提と予測不可能な前提”を整理しておいたほうがいいでしょう。

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Profile
田中 美和
ライター・キャリアカウンセラー
田中 美和(たなか・みわ)

出版社で女性向けキャリアマガジンを担当後に独立。現在はライター、キャリアカウンセラーとして活動するほか、キャリア女性に仕事を紹介する株式会社Waris(ワリス)を設立し、同社共同代表。/http://waris.co.jp
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