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どうしてもイヤな相手との上手な付き合い方

2013年8月12日

イヤな相手でも、「自分に役立つ何か」を一つは見つける

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 学生や新入社員時代であれば、何か選択ミスをしたときでも、「あら、間違えちゃった」と気軽にその都度やり直すことができますが、ある程度経験を積み中堅どころといえる年代になると、日々の選択の中にもちょっとした「知恵」が必要です。選択ミスをしたときの痛手は大きく、若い頃ほど気軽にやり直せないし、毎度、日替わりメニューのように選択を取り換えていると、残り時間がもったいないからです。そこで、この連載では、これからの人生がもっと楽しくなり、より充実した生き方ができるためのヒントを、パフォーマンス心理学の専門家として活躍する佐藤綾子さんに教えてもらいます。

 こんにちは、佐藤綾子です。私のセミナーの受講生や本の読者の方々が、会社の同僚やママ友について、共通した悩みのトップにいつも入ってくるテーマがあります。

 「どうしてもイヤな人、苦手な人がいて、その人と話しにくい。ときには話せないだけでなく、その人がいること自体がストレスです」というものです。

 人間に対する好き嫌いは、大なり小なりだれにでもあります。一見、だれとでも仲良くできているように見える人でも、聞いてみると「苦手な人」の一人や二人は必ずいるのが普通です。正直な気持ちとしては、「そんな相手のいない国に逃げ出したい」とか「あんなイヤな人は、さっさと転勤になってしまえばいいんだわ」と思うこともあるでしょう。

 そこであなたに質問です。

 心から嫌いで心から苦手な相手でも、そのまますっぽり受け止めて、「ま、世の中こんな人がいるのも、アクセントになっていいかな」と思うことができますか?

 あなたが自分の心にまっすぐにそう聞いてみて、「できない」という答えであれば、一つの方法があります。

 イヤな相手、苦手な相手のなかからたった一つでいいので、「自分に役立つ何か」を見つけるのです。

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Profile
佐藤 綾子
佐藤 綾子(さとう・あやこ)
1947年長野県生まれ。博士(パフォーマンス心理学)、日本大学芸術学部教授、パフォーマンス教育協会(国際パフォーマンス学会)理事長、国際パフォーマンス研究所代表、「佐藤綾子のパフォーマンス学講座」主宰。自己表現を科学する「パフォーマンス学」(自己表現教育)の日本における第一人者として多くの支持者を持ち、首相、国会議員、各界トップリーダーなどへのスピーチやプレゼンの指導に情熱を注ぐ。社会教育功労者賞受賞。テレビ、新聞、雑誌(連載9誌)など、多岐メディアにて活躍中。著書全174冊。
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