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2013年働き女子の夏休み

花火鑑賞が10倍楽しくなる豆知識

2013年7月26日

花火のルーツに、色の不思議…。知って得する花火の豆知識

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 今年も打ち上げ花火(以下花火)のシーズンがやってきました。毎年、梅雨開けが告げられると日本各地で大小の花火大会が開催されます。そんな花火大会の行き帰りや待ち時間を楽しく過ごせる花火の豆知識を集めてみました(協力:公益社団法人日本煙火協会)。

夏の夜空を彩る打上げ花火の競演。

花火のルーツは実はイタリア!

 花火のルーツは「狼煙(のろし)」だと伝えられています。しかし、現代のような色鮮やかな花火はルネサンスが興った14世紀のイタリアで、キリスト教の行事にあわせた見せ物として始まったと言われています。

 日本には安土桃山時代の後期、天正17年(1589年)7月に伊達政宗が花火を鑑賞したという記録が残っています。

 その後、江戸時代の慶長18年(1613年)8月にイギリス国王のジェームス1世の使者が、現在の静岡県にあった駿府城を訪れた際に、徳川家康に花火を見せたのをきっかけに、日本全国の諸大名を通じて広まったそうです。

花火の高さは何で決まる?

 花火は「花火玉」とそれを打ち上げる「打上筒」を使って打ち上げられます。打ち上げの方法はいくつかありますが、ここでは単発打ちについて、お話ししましょう。打上筒には、花火玉を上空へ飛ばすための「発射薬」が入っており、これを着火することで花火玉が上空へと打ち上げられます。打ち上げと同時に、花火玉の導火線にも着火されます。花火を打ち上げる花火師は、発射薬の量と導火線の長さを調整することで、花火の高さを決めています。

 花火玉のなかには、和紙で包まれた火薬がいくつも詰め込まれています。これらの火薬が順番に発火することで花火として夜空に輝きます。

花火玉の中には、何重にも火薬が詰められている。
花火玉を打ち上げるのに使用するのが「打上筒」。ここに花火玉を入れて打ち上げる。

花火の色は何で決まる?

 花火は使われている火薬の燃焼温度が高いほど明るく光ります。そして色は「色火剤」が燃えることで発色します。

 学校で「炎色反応(えんしょくはんのう)」という実験をしたことを覚えていますか?金属片や金属粉を燃やすことで発生する炎の色で、含まれている金属元素を確かめる実験です。

 花火の色は炎色反応の原理を応用して作られています。たとえば、赤系なら「炭酸ストロンチウム」、青系なら酸化銅などが使われています。星くずのようにキラキラと光るのはアルミ、金色に輝く花火にはチタニウムなどが使われています。これらの色火剤を組み合わせることで、多様な色を作り出しています。最近の流行はミントグリーンやパステルピンクなど、淡い色が登場しており、新作花火で使われています。

金属化合物が燃えることで、色とりどりの花火ができる。

花火の名前、知ってますか?

 花火には「玉名(ぎょくめい)」という花火の種類を表す名前があります。代表的なのが同心円状に広がる「菊」と「牡丹」です。どちらも「割物」という方式で作られていますが、菊は玉の中心から広がる星(光や色彩、煙を出す小さな花火玉のこと)が、尾を引いて開くのが特徴です。一方、牡丹は星が尾を引かずにパッと光って消えるのが特徴です。

尾を引く姿が美しい「菊」。
花火の代名詞とも言える「牡丹」。
「柳」は星が、しだれ柳のごとく、尾を引いて下に落ちてゆくのが特徴。
「千輪」は大きな玉のなかに、小さな玉がたくさん入っていて、それが一斉に開く花火です。夜空に花束のような花火を描きます。
ひとつの玉で異なる表情を見せるのが「浮子模様」です。浮子模様は菊などの花が消えた後に、時間差で小さな花火の群れが遅れて開く花火です。

図形や絵の花火は、実は明治期からあった

 最近、スマイルマークのような顔やマークなどが浮かび上がる花火を見かけます。これは「型物(かたもの)」の一種で、花火が開くと図形や絵が浮かび上がるように作られています。最近できた花火のように思われますが、その製造方法は明治期には確立していたと言われており、当時は「丸に十時(薩摩藩の家紋)」などが打ち上げられたことがあるそうです。この図形は一方向(平面的)にしか開かないので、観客に向かって正面に上がるようにするのが打上げのコツだそうです。

蝶々のように広がる型物。
土星のような輪を表現する型物。

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