• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

すっぴん結婚式と、魔女の成人式

2013年7月19日

化粧をすると食事ができない…~女オンチのつぶやき

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 このコラムで、46歳にして10回くらいしか結婚式に出たことがなく、ご祝儀とか内祝いとかプレゼントも苦手と書いたら(前回までの記事は⇒こちら)、次のような感想もいただいた。

 「私も結婚式、苦手なんです。ヘアメイクは大変だし、衣装も同じのを着るわけにはいかないし」

 ああ、ヘアメイクと衣装……。

 そもそも、私は毎日すっぴんである。
 もちろん「素顔がきれいだから、メイクなんていらないわ」というわけはない。

アトピーと不器用

 生まれた頃からかなりひどいアトピーで(46年前はまだアトピー時代があまり知られておらず、東大病院でやっとアトピーだとわかったのだそうだ)、子供の頃からメイクへのあこがれがあまりなかった、というのは大きいとは思う。

 中学時代は演劇部だったので、舞台本番の時は顧問の先生がドーラン(余談だが、ドーランとはドイツの化粧品メーカーの名前からきている)を使ってメイクをしてくれたが、顔にフタをされるようで、とてもしんどかった。

 高校を卒業するときには、化粧品メーカー主催のメイク教室があり、そこで周囲と見比べて、自分の不器用さを改めて知るのだ。

 そう、私は子供の頃からとてもとても不器用だった。

 爪が上手に切れない。運動靴のひもが結べない。エプロンのひもも後ろで結べない。ワンピースのファスナーがあげられない。髪の毛をまとめられない。
 中学時代は聖子ちゃんカットのブームとともに、くるくるドライヤーが大流行したのだが、ブローなどとても無理な芸当だった。

 メイク教室で友人たちは上手に顔を作っているが、私は言われたとおりに手が動かない。
 というわけで、「アトピーと不器用を克服してまでメイクはしなくていい」と決めたのである。

 ブローができないことは、髪型をショートにして、少し伸びたらゴムで適当に結ぶことでごまかしてきた。

 そもそも私が高校・大学を過ごした80年代は、高校生や大学生のメイクがあたりまえではなかったこともあり、わりと普通にすっぴん人生を過ごしていたのである。

シューカツの条件は「メイク不要&制服なし」

 そして大学4年になり、シューカツ(実際にはまだこの言葉はなくて、就職活動と呼んでいたのだけれど)。

 さすがにメイクはしなくちゃいけないだろうと、適当にファンデーションを塗り、眉を描き、アイシャドウとルージュを塗る。これで終わり。
 90年代初めは、今のようなアイメイク全盛時代ではないので、アイラインやマスカラなど、当時の私は見たこともなかったくらいである。
 もちろんネイルもなし(ネイルって塗ると指先が冷たくならない?)

 そして私がシューカツに当たって、譲れない条件はただ二つ。
 「メイク不要」で、「制服のない職場」であった。

 この時代は女子の制服のある職場がとても多かったのだが、私は昔から、中途半端な長さのスカートが嫌いで、中学ではほぼジャージで過ごし、高校も制服のないところを選んだくらいだ。

 マスコミ志望だったので、制服はない職場は多いのだが、「女性誌のある出版社などでメイクなしは難しい」かもしれないと悩み、地味~な単行本を出す出版社に入った。
 すると女性の先輩方も半分くらいすっぴんだったので、ほっとしたものである。

 「女が25歳過ぎたら化粧しないと犯罪」とか「化粧は女の最低限のマナー」と言われているのは知っているが、男性の方が女性より化粧をしていた時代や文化だってあるのである。
 男性がメイクしたりネイルするのも反対はしないし、逆だっていいじゃないかと思うのだ。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 12月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 12月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 11月号

一生お金に困らない!お金がどんどん増える本 ミニサイズ新装版

まんがで分かる!やせる食べ方

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ