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口グセを変えて2週間で人間関係が変わった

2013年6月19日

「忙しい」と言うのをやめたら…

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 こんにちは。メンタルトレーナーの森川です。今回、紹介する口グセは「忙しい」です。この言葉が口グセになっている人は、頑張っている自分を認めてほしい願望が強い傾向があります。今回はこの言葉の心理を分析していきます。

     *       *       *       *       *

 あさ子さんは、旅行代理店で働く34歳の女性です。彼女は何かあるとすぐに「忙しい」と口にしてしまいます。しかし周りからの評判は、「そんなにたくさんの仕事をこなしているわけではなく、ただ要領が悪すぎるだけ。一緒に仕事をしていると嫌な気持ちになる」といった具合です。

 この「忙しい」という口グセの背景には、一体どんな心理が隠れているのでしょうか?

「忙しい」が口グセのあさ子さん

同僚 「最近はどう?」
あさ子 「このごろ、ものすごく忙しいんだよね~」
同僚 「そうなんだ。ちゃんと休みとれてるの?」
あさ子 「忙しくて、休み全然とれてないんだ」
同僚 「それは大変だね~。体調とか気をつけるんだよ」


 あさ子さんは「忙しい」と言うことで、自分が大変であること、頑張っていることなどを周囲の人に伝え、まわりに気を遣わせていたのです。

 彼女は、自分が辛いことや頑張っていることを理解してくれる人ばかりを、無意識に自分の周りに集めていました。逆に辛いことや、頑張っていることを理解してくれない人とは距離を取り、全く話しません。

 「最近仕事どう?」と聞いてくる友達も、あさ子さんを面倒だと思っていました。何かあればすぐに「忙しい」と言っているけれど、スケジュールを聞いてもそんなに大変ではないのです。周りの人からすると、要領の悪さが原因で忙しくなっているのであって、あさ子さんよりも仕事量の多い人はたくさんいます。一緒に働いている同僚は、あさ子さんに対して、居心地の悪さを感じています。いつも「忙しい」と言いながらイライラしているので、気を遣ってと声をかけなくてはいけない空気が出来上がっているのです。

 あさ子さんは「忙しい」と言うことで、自分が頑張っていることをまわりに認めさせようとしていました。自分を認めてもらいたいという願望がとても強いのです。それと同時に、何かミスをしても「忙しいのにやってもらったからな…」と、批判されづらい状況をつくりだし、自分を守っていました。

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Profile
森川陽太郎
森川陽太郎
メンタルトレーナー、リコレクト代表取締役。1981年東京生まれ。元サッカー選手。スペインやイタリアでプレー。その後、心理学やメンタルトレーニングを学び、現在の会社を設立。「OKラインメソッド」という独自のトレーニング方法を展開し、なでしこリーグなどのスポーツ選手をサポートするほか、2013ミス・ユニバース・ジャパンのオフィシャルトレーナーとして活動。大手企業の社員研修も多く担当している。著書に「ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則」(かんき出版)など。ブログ⇒http://ameblo.jp/youtarou-morikawa/
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