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「育休3年取得はキャリアの妨げになる」

2013年6月13日

会社選びは「女性が活躍しているかどうか」に注目

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 終身雇用制度が崩れ始め、誰もが「自分らしい働き方」を模索する時代がやってきました。私たちの働き方はこれからどのように変わっていくのでしょうか? 毎回、ゲストを迎えながら、現代日本を生きる働く女性の未来を考えます。今回から4回に渡って、日本のキャリア研究の第一人者・リクルートワークス研究所所長の大久保幸夫さんに話を伺います。

●この人にお話を聞きました
リクルートワークス研究所長 大久保幸夫さん

おおくぼ・ゆきお/1961年生まれ。83年一橋大学経済学部卒業。同年株式会社リクルート入社。99年にリクルートワークス研究所を立ち上げ、所長に就任。2010年~12年内閣府参与を兼任(菅内閣・野田内閣)。11年よりリクルートホールディングス専門役員就任。12年人材サービス産業協議会理事就任。専門は、人材マネジメント、労働政策、キャリア論。

 未来の女性の働き方を考える上で、非常に重要なのが出産や育児と仕事との両立を国や企業がどうサポートするかということです。

 キャリアの問題というと、男性の場合は、“セカンドキャリア”など引退後のキャリアのあり方を模索するような話になりがちです。男性の場合は、新卒で入社後20代、30代は文字通り仕事に没頭する時期。そこで、「仕事とは?」「キャリアとは?」と改めて振り返ることは少ないし、その必要もないわけです。

 ところが女性は違います。「産むか産まないか」「産むとしたら、いつ産むのか」は自身のキャリアを考える上で、非常に重要なトピックになってきます。その意味で、キャリアについて考えることを常に突きつけられているのが20代、30代の女性なのです。

 男女雇用機会均等法が施行されたのは1986年ですから、今から30年近く前のことです。10年ほど前からは企業の新卒採用数も男女ほぼ同数になってきて、女性の管理職も増えつつあります。

 ところが、出産後の女性のキャリアの問題に関して、辛口に言えば、国も企業も施策が空回りしているのが現状です。実際、いまだに出産前に仕事をしていた女性の約6割が第一子出産とともに退職しており、この割合はこの20年間でほとんど変わっていません。

 実は「自分のキャリアを切り拓く」ということと、「育児環境を整える」ことは、矛盾しています。

 日本は女性の育児環境を整えようとするあまり、育児休業の時間を長く取ろうとする傾向がありますが、実は育児休業を長く取ろうとすればするほど仕事へのテンションが下がり、仕事のスキルのキャッチアップにも時間がかかり復帰がしづらくなるという事実があります。女性の成長が止まってしまうのです。

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Profile
田中 美和
ライター・キャリアカウンセラー
田中 美和(たなか・みわ)

出版社で女性向けキャリアマガジンを担当後に独立。現在はライター、キャリアカウンセラーとして活動するほか、キャリア女性に仕事を紹介する株式会社Waris(ワリス)を設立し、同社共同代表。/http://waris.co.jp
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