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怒りを紙に書き出してみる

2013年6月18日

怒りを感じながら言えないA子さんの場合(2)

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 前回のA子さんのケースを引き続き見ていきましょう。

 ムシャクシャし、激しいイラダチを抱え、爆発寸前のA子さんですが、言わずに耐えていた理由は、2つあります。

 理由その1
 口火を切ったら、怒りの感情のコントロールができなくなる。冷静に怒りを表現出来る自信が無くて、我慢している。

 理由その2
 どの怒りを誰に対して発信したらよいか分からないため、言い出しかねている。
 喋りだしたら、「あれも」「これも」と、全部に及んで収拾がつかなくなるのではと、怖がっている。

 上の二つが主なものでしょう。

 そんなA子さんに必要なのは、
 ・混乱した気持ちを鎮め
 ・怒りの内容を整理すること

 そのためには、自分の怒りを紙に書き出してみることです。

書いてみることで自分の怒りが見えてくる

 私は学生時代、医者の家で書生をしていました。短気で小心だったため、わずかなことで腹を立て、イライラしながら、それを誰にも言い出せないまま悶々としていました。

 それでも、なんとかしのげたのが、今思えば「日記」を書いていたことによってでした。大学ノートに毎日、その日感じたイライラや、引き金となった出来事を書き連ねていたのです。

 毎晩、日記を書いて寝るのですが、書くことで、自分の気持ちを吐き出していたのでしょう。書き終わると、モヤモヤが消えて、よく眠れたものでした。

 日記に向かって、私は自分の怒りをぶつけていたんですね。

 1週間くらいして、前の日記を読み直してみると、「そうか、あの時 頭に来てたのは、自分が無視されたように感じたからだったんだ」とわかって、こちらから医師に相談していればそれですんだのにと、気付かされたりもしました。

 紙に書き出してみると、頭の中で錯綜していた怒りが、目に見えてくることで、整理されはじめます。

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Profile
福田健
福田健(ふくだ・たけし)
話し方研究所会長。
1961年中央大学法学部卒業後、大和運輸(現・ヤマト運輸)に入社。67 年に言論科学研究所入所し、指導部長、理事を歴任。83年に話し方研究所を設立、現会長。これからの時代のコミュニケーションの取り方について研究、指導に当たる。特に民間企業、官公庁での講座・講演活動を多く展開し、研究所主催の個人向け「話し方・聞き方」講座も実施している。 著書には『人は「話し方」で9割変わる』、『女性は「話し方」で9割変わる』(以上、経済界)、『上手な「聞き方・話し方」の技術』(ダイヤモ ンド社)、『「できる人」の相談する技術』(角川書店)など。話し方研究所ホームページ 話し方研究所Facebookページ 無料iPhone向け電子教育アプリ「美しくなる女性の怒り方~今を生きる女性のコミュニケーション」
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