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アンチエイジングは若く始めるほど効果的!

2013年6月7日

慶応大・坪田教授談!「科学的根拠に基づくアンチエイジング」

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 加齢のスピードを遅らせるにはどうすればいいかをテーマにした医学をアンチエイジング医学(抗加齢医学)といいます。「加齢への対策なんて、20~30代だから必要ない」と思っている方も多いでしょうが、実は始めるのは早ければ早いほどいいそうです。なぜ? そして、具体的にどんなことに気を付ければいいの? アンチエイジング医学の第一人者である慶応大学の坪田一男教授が、分かりやすく解説します。

知ってビックリ!サザエさんの年齢
この50年で人は実年齢×0.7まで若くなった!?

 皆さん、突然ですが、「サザエさん」は何歳だと思いますか? 35歳くらいをイメージする人が多いようですが、正解は24歳。お父さんの波平さんは54歳です。「54歳はもっと若いよね」と思われるかもしれませんね。「サザエさん」は50年前に書かれた漫画で、当時多くの会社の定年が55歳、男性の平均寿命は58歳でした。今や平均寿命は男性79歳、女性は86歳。50年の間に、年齢や健康に対する感覚も環境も大きく変化し、人生の時間は確実に長くなっています。

 50年前の24歳と今の24歳が大きく違うことからもわかるように、すでに人々はアンチエイジング(抗加齢)を実践し、確実に若返っています。バラエティ番組や雑誌などにも「ええっ! 45歳には見えない!」と驚くような若さと美しさを持った女性たちがたくさん登場していますが、それは決してごく一部の人だけではなく、周りを見回しても、40歳、50歳、60歳を過ぎても若々しく元気に素敵な人生を送っている人が増えていると思いませんか? きっと今は実年齢に0.7か0.8を掛けたくらいがちょうどよい年齢の感覚だと思います。37歳なら26歳、28歳なら20歳! ちょっとウキウキする計算ですね。

 僕の専門は眼科ですが、眼科でも実際の年齢より若い方がたくさん見られます。「レーシック」と呼ばれる、近視や乱視を治すための角膜レーザー手術を受けて目がよく見えるようになると、皆さんとても表情がいきいきして若返った印象になるのです。また、高齢でももっと快適に見たいと手術を受ける方もいらっしゃいます。レーシック手術を受けて「人生が変わりました!」と笑顔になられる方と接するうちに、「よく見えることと若さとは関係があるのかな?」と興味がわき、加齢に立ち向かうアンチエイジング医学の分野を猛勉強して自分の研究や診療に取り入れるようになりました。

アンチエイジングは加齢を遅らせるアプローチ
「食事」「運動」「心」が3本柱

 アンチエイジング医学(抗加齢医学)とは、文字通り、加齢に対抗する医学です。加齢のスピードを遅らせる、若返るというと、少し前ならうさんくさいと思われていたけれど、今、日本抗加齢学会は6000人を超える学会に成長するなど、医学界でも健康長寿への真剣な取り組みがなされています。

 さまざまな研究により、老化のメカニズムも次第に解明されてきています。遺伝子による支配のほか、免疫力の低下、活性酸素(フリーラジカル)等による組織の変性、ホルモンの低下など、さまざまな要因が複合的に影響した結果が老化と考えられていますが、この老化に対して、例えば食生活の改善とともにサプリメント等で抗酸化ビタミン・ミネラルを補給する抗酸化療法など、あらゆる角度からの医学的アプローチを考える。それがアンチエイジング医学です。

 具体的にどんなアプローチがあるかは次回以降にお伝えするとして、大枠は「食事」「運動」「心」がキーポイントになります。これは僕たちの研究拠点である慶応義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンス・ラボが掲げる研究の3本柱でもあるのですが、日常生活でこれらをコントロールすることが健康度や加齢を左右することが分かってきたのです。

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Profile
坪田 一男
坪田 一男(つぼた かずお)
慶應義塾大学医学部教授・慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表。1955年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。ハーバード大学留学、クリニカルフェロー修了。2000年より最先端のアンチエイジング医学を学び、医療界に積極的に導入。現在、日本抗加齢医学会理事長、日本再生医療学会理事、学会誌「アンチエイジング医学」の編集長、慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表などを務める。南青山アイクリニック手術顧問を務め、眼科専門医による安全なレーシック(近視手術)の提供・指導も行う。『ごきげんな人は10年長生きできる』(文藝春秋)など著書多数。http://www.tsubota.ne.jp/
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