• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

世界で一番“ママ”が好き!

2013年5月14日

ティーンエイジャーママ VS アメドラ界を代表する大家族ママ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 「お母さんに会いたいよう!」-─仕事をしたり、恋をしたり、忙しく充実した毎日を送っていてもふと訪れる「ママシック」。親元を離れて長いと、時に無性にこんな気持ちになったりしませんか?今回は観るとママに会いたくなる、そんなハートフルなママアメドラを2作紹介します。

セレブ祖母、ドジなママ、冷静な娘の3世代母娘ドラマ『ギルモア・ガールズ』

『ギルモア・ガールズ』
(C) Warner Bros. Entertainment Inc.

 28歳になった今でもママでもなければ妻でもない私にとって、16歳でママになるなんてとても考えられませんが、それを実現した女性がここに一人。本作の主人公ローレライ・ギルモアです。良家出身で何不自由なく育てられたローレライがまさかの16歳で妊娠。もちろん、大手保険会社副社長の父親もセレブな母親もそんなローレライの出産を許すわけがありません。妊娠を機に家を飛び出したローレライは、以来ホテルの支配人を務めながら、誰からの援助も受けず、女手一つで娘のローリーを産み、育てます。ローレライとローリーは2人しかいない家族ながらも互いを助け合い、よい関係を築いてきました。しかし、事件は突然起こります。頭のよすぎるローリーは見事名門チルトン高校への編入試験に合格します。母娘して喜ぶもすぐに莫大な学費をとても支払えないことに気がつきます。あきらめかけたその時、助け舟になったのは、絶縁関係にあったローレライの実家。そう、ローレライのパパはお金持ち。二度と会いたくない思いを抑えて娘ローリーのために重い門戸を開いたローレライ。そしてここから、祖母、母、娘という3代に渡る母娘ドラマがスタートするのです。

 まず、メインとなる母ローレライと娘ローリーの母娘関係。美人で頑張り屋なのだけれど、暴走気味でドジな失敗が多いローレライ。そんな母を見て育ったせいか、冷静沈着でかしこい娘のローリー。どれほどかしこいかというと、名門高校への編入試験の合格や名門ハーバード大学への入学通知もゲットするほどの頭脳。「ドジな母」には「冷静な娘」というものがつきもので、この組み合わせの母娘はほぼ100%仲良しである傾向にあります。特にアメドラ界では。この2人の関係もすこぶる良好で、自分が締め付けられた環境で育ったせいかローレライは娘に理解のある母親だし、ローリーは社交的ではないけれど、若いながら「正しい」ことと「間違った」ことの分別がきちんとつく出来た娘。娘があまりにも“ザッツ高校生”な遊びをしないので、せっかくの10代をもっとエンジョイしてもらおうと、母ローレライがローリーに悪ノリを仕掛けることもありますが、「私はそんなの求めてない!」と一喝されてばかり。ローレライのおせっかいのせいで喧嘩になることもありますが、母一人、娘一人で築いてきた2人の関係はちょっとやそっとの障害では崩れません。私の青春時代といえば厳しい母親と喧嘩してばかりの毎日だったので、高校時代にこんな分かり合える母娘関係なんて、うらやましいかぎり。

 次に、確執のある祖母エミリーと母ローレライの母娘関係。ローリーの学費を援助するかわりに毎週金曜日のファミリーディナーに参加するようローレライを説得するなど、これを機に娘との関係を修復しようとするエミリーとにそんなエミリーをうっとうしがるローレライ。「大変な時期を一人で乗り越えてきたのに、今更になって私たち母娘の人生に口を出すの?」と不満を感じながらも、ローレライは、ローリーの学費を援助してもらうこともあり渋々数年ぶりに母娘関係をスタートさせます。世間体が大事で娘を締め付けたい母エミリーと、そんな母に反抗するかのように自由奔放に生きてきた娘ローレライ。いまだに顔をあわせては喧嘩をすることばかりですが、2人とも歳を重ねた分、若かったときにはわからなかったお互いの気持ちを理解できるようになり、少しずつ歩み寄っていきます。当時、ローレライの16歳での出産を反対したことを後悔するエミリーと娘が当時の自分と同い年になった今、出産を反対した母の気持ちが痛いほど分かるローレライ。遠回りはしたけれど、母娘らしいことを今になって体験していくのです。なりたかった“母娘”に不器用ながら進んでいく2人の姿に、ちょっぴり幸せな気持ちになったりして。

 「学生時代から母とは仲良し」や「オトナになってようやく母と仲良くなれた」とか、人の数だけ母娘の関係は異なります。同じなのは、社会人になっても、誰かの妻になっても、誰かの母になっても、母の前では誰しもみんな永遠に娘だということ。いいオトナになった今なのに、「ママに思いっきり甘えたい!」なんて思わず感じてしまう、そんな作品です。

『ギルモア・ガールズ』

(C) Warner Bros. Entertainment Inc.

DVD&放映情報
シーズン1~2までDVDレンタル中。
シーズン7が女性向け有料チャンネル「LaLaTV」にて放送中。
シーズン2がBS完全無料チャンネル「Dlife」にて放送中。


この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

Profile
イトウハルカ
イトウハルカ(いとう はるか)
長年のアメリカドラマ好きが高じ、PR会社やIT系企業で広報を務めるかたわらでアメドラのコラム執筆を開始。年間1500本以上のアメドラDVDを観賞し、『AllAbout』の「海外ドラマ」ガイドを務める。現在は、『海外ドラマNAVI』『オンエアナビ』、『エキサイト』でも定期的にコラムを執筆している。
関連キーワードから記事を探す
人間関係の悩みエンタメ

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ