• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

大韓航空副社長の激怒騒動を機に考えたい!怒り上手の極意とは?

2014年12月9日

【座談会】“怒りを言語化する”という練習をしておくべき

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 大韓航空副社長が自社機の乗務員のサービスに“激ギレ”した騒動が注目を集めている。報道を見る限り、副社長の怒り方は、実に大人げないとしか言いようがない。衆人環視の中でこんなキレ方をする大人はそうそういないだろう。むしろ、怒ること=大人げない、みっともない。そんなマイナスイメージにとらわれ、怒りをむやみに我慢したり、あきらめ癖がついている人が多いのではないかと思う。その結果、自分自身に負担がかかって辛くなったり、モヤモヤとした気持ちを引きずって笑顔になれなくなってしまったり、という人も少なくないだろう。いったいどうすれば、怒りの感情をうまく表現できるのだろうか。

 日経ウーマンオンラインでは、“怒り方”に関心の高い読者5名にお集まりいただき、「美しくなる怒り方」をテーマに座談会を実施。“怒り下手”を返上し、自分も周りも幸せにする“怒り上手”になるための方法を、話し方研究所会長の福田健先生にアドバイスしてもらった。今回の騒動を機に、この座談会を通じて改めて怒り方について考えたい(2013年05月09掲載の記事を再掲載)。

<参加メンバー>
マユミさん
27歳。契約社員。のんびりとした穏やかな性格のせいか、怒り方自体が分からないのが悩み。怒りの感情を表現すると、友人には「暴れている」と言われてしまう。
ルミさん
33歳。販売の仕事で正社員として働いている。パートさんたちを取りまとめる立場として、彼女たちへの効果的な怒り方を模索中。
ミワコさん
30歳。メーカーに正社員として勤務。皆に迷惑をかけているにもかかわらず、注意を聞き入れてくれない職場の女性社員に頭を悩ませている。

ユミさん
33歳。派遣社員。“怒っても無駄”と、怒りの気持ちをそらすことを習慣づけているうちに、本来怒るべき場面でも怒り方がわからなくなってしまった。
マキさん
27歳。契約社員。自分の価値観をおしつけてくる女性の先輩に、どう気持ちを伝えたらいいか悩んでいる。

福田先生 こんばんは福田健と申します。今夜はみなさん方とお話しできるのを楽しみにしていました。これまで「怒り方」について書いてきましたが、職場でみなさんが、怒る事について実際にどう考え、どう向き合っているのか、またどんな経験をされているのかをお聞きできるからです。

 それによって「怒る」という感情をどうするかという問題がより現実化できることと思うんです。どうぞよろしくお願いします。

 まずは、皆さんが日頃抱えていらっしゃる“怒り方”についての悩みを聞かせてもらえますか?

マユミ 私は、“怒り方”自体がよくわからないんです。嫌なことがあると、「んもう~!」という感じで身体を使って表現してしまうのですが、周りからは「すぐ暴れるよね~」と言われてしまいます。自分の中で「暴れる」と「怒る」の違いが分かりません。私は、末っ子で家族や親戚からもずっと甘やかされて育ってきたので、社会に出るまでケンカをしたことや怒ったことがほとんどありませんでした。“怒り方を知らない”と言ったほうが正しいのかもしれません。

福田先生 “怒る”の表現は、言葉だけでなく、態度もある。言葉とともに身体を揺すった行動が、相手からすれば暴れたように見えてしまうのかもしれないね。

ルミ 私は販売の仕事をしており、アルバイトやパートさんをまとめる立場です。彼女たちに気づいたことを伝える時はなるべく理路整然と話すようにしているつもりですが、相手にそう受け取ってもらえなかったり、私もつい感情的になってしまうこともあります。私は一見、穏やかそうに見られるのですが、実はイラッとしたら表に出やすいタイプ。そのギャップが激しいのか、最初すごく驚かれてしまうんですね。なんとか上手く小出しにしていく方法を探っている最中です。

――具体的にはどんな怒り方をされるのですか?

ルミ 彼女たちが気になる行動をしたときは、少し声を荒らげて「なんでこういうことをしたの?」と、その理由を聞きます。あまりキツイ言葉では言わず、表情に出すことが多いでしょうか。ある程度表情に出さないとこちらの真剣味も伝わらないと思うし、表情に出すことで怒りを察してもらいたいという気持ちもあります。

福田先生 怒りの本気度を伝える方法として、真剣な表情で臨むというのは効果的ですね。場合によっては言葉よりも怖いし、伝わります。ただし、度が過ぎると場がピリピリとして、“余裕がない人”という印象を与えてしまう。時には怒られる方が冷静になってしまうこともありますから、さじ加減が難しいところですね。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

コラムのバックナンバー

もっと見る

Profile
福田健
福田健(ふくだ・たけし)
話し方研究所会長。
1961年中央大学法学部卒業後、大和運輸(現・ヤマト運輸)に入社。67 年に言論科学研究所入所し、指導部長、理事を歴任。83年に話し方研究所を設立、現会長。これからの時代のコミュニケーションの取り方について研究、指導に当たる。特に民間企業、官公庁での講座・講演活動を多く展開し、研究所主催の個人向け「話し方・聞き方」講座も実施している。 著書には『人は「話し方」で9割変わる』、『女性は「話し方」で9割変わる』(以上、経済界)、『上手な「聞き方・話し方」の技術』(ダイヤモ ンド社)、『「できる人」の相談する技術』(角川書店)など。話し方研究所ホームページ 話し方研究所Facebookページ 無料iPhone向け電子教育アプリ「美しくなる女性の怒り方~今を生きる女性のコミュニケーション」
関連キーワードから記事を探す
お仕事術コミュニケーション術

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 12月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 12月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 11月号

一生お金に困らない!お金がどんどん増える本 ミニサイズ新装版

まんがで分かる!やせる食べ方

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ