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ハチミツたっぷり! モロッコ菓子

2013年5月4日

飲酒が禁止の国のお菓子は

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 早速ですが、このお菓子、何で出来ているでしょう?

 答えは、クスクス。日本でもレストランやカフェでよく見かける粒状のパスタの一種だ。日本ではクスクスは料理の材料だが、お菓子の材料としても使われるのが、この食材が生まれた北アフリカにある国、モロッコ(モロッコ王国)だ。

 そう、今回はモロッコのお菓子のお話。話をしてくれたのは東京・西荻窪のモロッコ料理店「タムタム」の料理人、ムスターファ・ケニーバさんだ。

 1年半ほど前、友人と一緒にオープンしたという「タムタム」は、日本にあるレストランとしては珍しく、アルコール類を一切出さない。モロッコはイスラム教の国で飲酒が禁止されているので、本来アルコールはご法度なのだ。「モロッコでも観光客向けにアルコールを出す店はあるよ」とムスターファさん。「でも、お酒が入ると料理の味を本当に味わってもらえないでしょ。僕は、モロッコの食べ物とその文化を、日本の人にちゃんと知ってもらいたいんだ」と言う。

 さて、冒頭の写真は「スファ」と呼ばれるお菓子。蒸したクスクスを砂糖で甘く味付け、上から粉砂糖とシナモンパウダーをかけたものだ。「頂上に雪をいただいた富士山みたいでしょ?」と彼。日常的に食べるデザートではなく、お客さんを家に招いた時や結婚式などで出されるものらしい。「タムタム」では1人前の量で出しているが、本来は皿にこんもりと盛り、それを取り分けながら食べるそう。

続きはWEB版「ナショナル ジオグラフィック」(2ページ目から)でご覧ください。

この記事はWEB版「ナショナル ジオグラフィック」の連載「世界のおやつ探検隊」の第85回 ハチミツたっぷり! モロッコ菓子を一部転載したものです。

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Profile
メレンダ千春
海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。
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